尊敬している石原慎太郎さんが亡くなった。
石原さんの演説で政治の面白さを知った。
国分寺エルホールに生で見に行ったりもした。
「大臣経験があるクリエイターが都政をやる」という特別なすごさがあったのかもしれない。
はっきりわかっている事は全力で伝え、確証のない事ははっきり「わかりません」とおっしゃる。
さらにきちんと構成が練られ、歴史も踏まえ的を得た理由を付与した上で意見を述べられ、エンタメ性も忘れない。
常人が出来ることではないと思う。
よくお話されていた神社で偶然出会った戦争未亡人の90代のおばあさんの言葉を受けて、再び政界に復帰されたエピソードは、あまりにも人間味が滲み出ていました。
他の国に対抗するコメントを述べる場合でも、「文化はすごく尊敬してる」と肯定も忘れない。
本も好きだった。
「天才」「エゴの力」「弟」等のそのストーリーをご自分の心の本質的な部分から描こうとされているのが読んでいてわかる人間らしさに度々感銘を受けました。
国に先駆けたディーゼル規制・羽田国際化・認証保育制度開設・東京オリンピック提案・東京マラソン開始と発展に寄与・緊急事態宣言でも役立った財政調整基金も作り出した財政再建と自治体初の複式簿記導入・豊洲市場建設など、
石原さんが良くされた東京で、握手させていただいたあの手を忘れず頑張って生きたい。
日本のために本当にありがとうございました。
見習い侍も曲がりなりにも頑張らねば。
これからも生きざま・姿勢・言葉の使い方や歴史を本や動画で学ばせていき続けたいと思います。
音楽制作や発信に役立てたい。
そして、芥川賞やベストセラー・運輸大臣・環境庁長官・都知事・映画監督などとてつもない実績を時に思い起こし、ジャンルは違うけれど、邁進するエンジンにさせていただこう。
百田尚樹さんと対談をされた時に「タイトル考えた!新旧暴言ザムライ!」とおっしゃったエピソードや、
橋下徹さんに今生の別れになるとおそらくわかっている中で「ありがとう、友よ」と握手したという、セリフの使い方から何からスターとしか言いようがない。
すい臓ガンと脳梗塞がありながら、病床で書かれたという最後の小説。
凄まじい生命力を感じながら読ませていただける日を静かに待ちたい。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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