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いちだんと暑い一宮市でした。
今日は大垣市までお出かけ。
マリマイカフェさんで行われた「ヨモギ三昧ワークショップ」に参加して来ました。
ヨモギの種類は、カズザキヨモギ、オオヨモギ、ニシヨモギ、オトコヨモギなど、日本には約35種類。今日のヨモギの種類は、えっと…。
聞いてくるの忘れた。∑(゚ω゚; )カ¨ーン
私がヨモギで、一番最初に思いつくのは、草もち~(*^_^*)
そして次に、お灸のアレ。
ヨモギの葉を、乾燥させて、すりこぎでゴリゴリ。
それをザルで越して、簡易もぐさ作りをしたことがあります。
もちろん市販のものは、臼でひいたあと、何度もふるいにかける作業をくりかえして、精製するので、下の写真の様なきれいな綿毛になっています。
今回は、講師のあいみさんがご自分で収穫された貴重なヨモギで、いろいろな利用法を学んできました。
まずは、参加者皆で、手やハサミを使って、ヨモギを細かくしていきます。
生のヨモギは葉だけを利用、乾燥葉は、茎と葉を利用します。
そして、これは水から葉を煮出しているところです。
水の量が半分になるまで、煎じていきます。
このヨモギのエキスを飲むという利用法もありますが、
今日は、これを布などに染み込ませて、自分の気になる患部に貼ってみました。
虫刺されや、湿疹、肩こりなどの炎症、日焼けなどにも良いとのこと。
目の上、肩、私は肘、各人気になる場所はいろいろです(^_^;)
温湿布、冷湿布、それぞれで利用できます。
温浸法(油で成分を抽出する)で、ヨモギの生葉から成分を抽出して、バーム作り。
湯煎で1時間ほどかけて抽出した後、蜜蝋を溶かします。
蜜蝋や、油の成分も相まって、保湿効果が抜群ですね。
そして、乾燥させた葉とお塩を混ぜて、バスソルト作りです。
おー、本当にヨモギ三昧です♪
枇杷の葉とドクダミもプラ~ス♪
この入浴剤でお風呂に入る時が楽しみです♪
葉を乾燥させただけの場合と、焙じてみた場合の味の違いをお茶にして楽しんだ後は…。
マリマルカフェさんのおいしいランチです。(撮影失敗で写真がない。゚( ゚´д`゚ )゚。)
お部屋の中は、ヨモギの蒸気が漂い、とても心地よい空間でした。
ヨモギは、春から、8月中旬位まで収穫でき、時期に合わせた利用ができます。
春の新芽の時は、そのまま食べて冬溜め込んだものをデトックスし、土用の頃には、オイルに浸し、冬の乾燥肌に備えます。
また、エタノール抽出での、抗肥満、抗糖尿病作用のマウス実験が行われていたり、その効能を調べれば調べるほど、利用しない手はないと思う植物のひとつです。
ヨモギを十分満喫したあとは…。
ワークショップをご一緒したYoga & Healing Space 空 Kuuの紀子さんに、大垣八幡神社に連れて行っていただき、夏越大祓式の茅の輪くぐりをしてきました。
境内の一角では、おいしいお水がコンコンと湧き出していました。
さすが水の都、大垣市です。
身近にある植物、ドクダミ・ヨモギ・ビワの葉などを利用すること。
私の両親の時代には普通に持っていた知恵を、私たち世代で失くしてしまっては、本当にもったいない。
今の時代は、容易でありませんし、とても面倒なことでもあります。あいみさんのような若い世代がそれに挑戦されているのを見て、私もがんばりたいと思うのでした。
それでは、また。