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6月はずっと、チェンマイでの思い出を書き綴ってきましたね。
帰国から、もうすぐ2ヶ月になるとは信じられない気がします。
チェンマイはとても魅力のある街でした。
いろいろな体験もできたし、おみやげひとつひとつに思い出があります。
今いる部屋に飾っているこのランプも。
日本に帰る日も近づいたある日、チェンマイのバザールへやって来ました。
チェンマイも移り変わりがあるようで、この写真の建物は、数件を残し、ほとんど店舗が入っていませんでした。
有料トイレで用をすまし、誰もいないフロアでしばらく休憩です。
仕方が無いので、ブラブラと違う場所へやってきました。
時間が早かったのか?遅かったのか?
ここも開いているお店が少ない・・・・・・(´・_・`)
周辺を歩いていると、にぎわっていそうな場所を見つけました。
観光客相手の新しい試みなのかしら?
いわゆる屋台村みたいな場所で、ワインバーがあったり、お寿司屋さんがあったり、タイのメニューの屋台もありました。
ステージでは、ビートルズや、ジャズを生演奏中。
私たちもここで食事をすることにしました。
うーん。σ(-ε-` )
日本の駅前シャッター商店街の問題をチェンマイに見た気がします。
いい時間になったので、カエルを探して、また歩きます。すると、なんだかいい感じの木彫りのお店を見つけました。
店先にいた店員さん。
私たちを店内に呼び入れると、自分はまた元の場所に戻り、携帯電話の画面を見始めました。
すると、誰もいないと思っていた店内の柱が動き出しました。
人の気配がなかったので、ビックリ!!!
そこには店内にお客が入るまでは、できるだけ体力を温存しているかのように、商品と同化して座っていたお店の人がいたのです。
もう、ホントに、ビックリしたぁ!
満面の笑顔で、商品の説明をしてくれます。
たぶん今日初めてのお客だったんじゃないだろうか?
おじさんは、いろいろ勧めて来るし、確かに欲しいものがいろいろあったけれど、結局、ランプと、木彫りの絵の2点を買うことにしました。
店内にランプが灯ったまま、ずいぶん飾られていて、すっかり埃をかぶっているランプ、でも何か感じるものがある。ということで、今私の部屋にあるわけですね。^^;
さぁ、おじさんと値段交渉です。
向こうも負けませんが、私たちも負けません。
とはいえ、まぁ、あちらの思っていた値段で売れたのでしょう。
気が変わらないうちにと、おじさんは、ランプを手に、床に座り、埃を綺麗に払い、丁寧に丁寧に梱包を始めました。、
そのおじさんの動きったら!
背中を丸め、テキパキテキパキテキパキ・・・・・。
その姿、買った甲斐がありました。
この皮切り絵は、屋台で買いました。
明らかに本人が作ったものではないだろうと感じながらも、小刀を見せながら一生懸命説明してくれたおにいさんに、つい買っちゃたものです。(まぁ、思ったより吹っかけられてなかったけど)
程よい騙され方、こんなのもいい思い出です。
「ホンナムユーティナイカ」という言葉にも、忘れられないエピソードがあったり、まだまだ書きたりない感じもしていますが、いい加減にしないとね。
本当に長い話におつきあいくださってありがとうございました。
それでは、また。