私の価値観を踏まえて生涯収支を出してもらい、マンション購入ができると言われてしまった私たちは、購入できないと言われて選択肢から消えるはずだったこのマンションが、選択肢に残ってしまい嬉しい反面ますます混乱に陥っていきました。

しかし、FPさんと話をしていくと、段々、このマンションでの生活が現実味を帯びてきてしまい、妄想に呑まれていく…

しかし、このFP相談、無料相談なのですが、なぜ無料かって言うと、
FP資格を持った保険会社の人が、保険の営業を主目的として不動産会社にお金を払って、FPとして客の相談に乗る、という構造になっているかららしく…
もちろん、そのFPさんも保険の営業をかけてきました。

支出の精査をするために、今の固定費を弾き出す必要があったため、現在加入中の保険証券を持ってくるようにとのことで、FPさんに見てもらいました。
この保険は、私が育休に入ってから家族で見直したものです。(参照)

すると…
「旦那様のこの保険、高度障害の一時金が出ませんね…」
「奥様のこの保険、これだと他にもっと安いのありますね…」

さまざまな点を指摘し始めました滝汗

この頃は何度かFPさんと相談を重ね、信頼関係が出来てきていたので、私たちはFPさんの話に耳を傾けました。(なんか、営業スイッチ入ったな、とは思いましたが)

ここで、FPさんが熱弁したことは、
家を買ってローンを組む、と言う大きなライフイベントがあったら、今の保険をその状況に合わせて見直すべき。
現在加入している保険は、自分たちの生活に支障が出ない掛け金で、現在の生活を守れるレベルの保険になっているが、数千万のローンを抱えた場合、それだけでは足りない。
(うちはペアローンを考えていたので)どちらかが、亡くなったら団信で片方のローンは無くなるけど、実際はなかなか死ぬことはない。
では、一番家族に迷惑かけるのは?
介護状態で働けなくて、でもローンや教育費は払っていかなければならない、介護もしていかなければならない、そういう場合になるはず。
入院1日につき5,000円出る医療保険なんてそんなに必要ない。払えるし、高額療養費制度がある。
それよりも、万が一、ローンや教育費が払えなくなるとしたら…?を考えて、三代疾病の一時金がドン!と出る保険や、働けなくなった時の保険が大事なんです!

FPさんの熱弁になんだか圧倒されてなんだか納得してしまった私たち…

確かに、今の保険だと、寝たきりレベルの高度障害にならないと保険は適用されないし…要介護2くらいじゃ保険は出ない

え、でも、最近やっと保険見直して落ち着いたところなのに…また変えるの?滝汗

と聞くと、FPさんは「ライフイベントがあるとそれも仕方ない」と…真顔

とりあえず、提案を次回持ってきてくれるとのことで、家を買える喜びと保険をまた考え直すもやもやを持ち帰ることになりました。