今の倒産と2020年の倒産は概念が違う。
昔は金融機関を頼りに手形を貰えたのだ 。
手形は信用によって換金できた。
その手形を落とせば信用が吹っ飛ぶから、手形の不渡り、小切手の不渡りと同時に倒産と決定される。
不渡り倒産だ。
現在は不渡りではない、今は会社更生法、民事再生法、破産申請、法的続きで会社は法に従って整理しますと。
法手続きをした物で倒産件数が決まるのだ。
昔みたいにか「不渡りを倒産とする」と定義を決めたら物凄い数の倒産件数が出るだろう。
銀行協会によって不渡りをしても銀行取り引きは続くようになった。
昔は不渡りしたら、今まで貸した物を返せ、返せないなら競売に掛けると即会社は競りに出される。
現在は不渡りが出ても継続して続けられる。
貸す銀行と借りる銀行が話し合いをするのだ。
法手続きに基づいてやるかやらないかを決める。
破産、民事再生法、会社更生法などのどれに適用するのかを話し合い、債権者会議を開いて協力してもらう。
債権者の協力で会社を再建していくという事になる。
昔と違って倒産する状況になってもまだ企業が続けられるとるわけだ。