我が子がひきこもる親御さんの話をお伺いしていると
親が気を使い過ぎている
とかんじることがあります。具体的な例を挙げますと
子 ;喉が渇いた
親 ;例倉庫に麦茶があるよ
こんな会話です。ごく普通の会話だと思います。けれど、この会話パターンの親は違う返事が出来ないことが多いのです(「自分で取ってきなさい」も同じ意味になります)。
そう。喉が渇いたの。ある意味とぼけた感じの対応です。
こんな感じの対応をしてみて下さい。
荒井が親御さんに伝えても殆どの方はできません。
子どもの喉が渇いている。何かを飲ませてあげなければ。何があるだろう。何が良いだろう。子どもは何を飲みたいのだろう。
瞬時に頭の中でこのようなことが高速で考えられてしまうのです。条件反射になっています。
この条件反射(癖)を変えるのは大変なことです。意識しなければ変わりません。
親が即答しないことが子どもが元気になることに繋がる。
頭に置いていてやっと身に着くことと思います。