少しでも他人に認められたいと思うのは決して悪いことではないが、その前に自分を自分で認めてあげればよかったということに今更ながら気付いた。

本当にふとしたきっかけだった。

私は事務職の派遣社員をしている。部内の経費処理担当のような仕事。

部署は新しく、部内で派遣社員は私一人。

引継ぎの段階では組織変更で部署が変わる程度の情報のみで、当初の派遣契約では無かった業務が入ってくるとは思っていなかった。

新しいことをやる部署なのでその都度対応が求められる。

その中で大した引継ぎも無く、マニュアルも完備されているわけでもない。

面談時にはマニュアルはあるし、分からないことを聞ける環境でもあることは確認していたが、実際は違っていた。(これはどの派遣でもあるあるだと思うが・・・)

様々な会社で派遣社員をやってきて、JOB型の派遣社員は正社員とは違うのだから、基本的には指示された業務を行うのが派遣社員だと割り切るつもりでいた。(それまでは正社員並みに働いていた・・・悔やんでも悔やみきれない・・・時給交渉すればよかった・・・)

実際契約時との相違に文句を言うつもりもなかったが、小さな不満は溜まっていくばかりで、つい口に出してしまった言葉がある。

「私は前任者より仕事が増えてるんですが・・・」

別に自分が前任者より仕事ができると思っているということは全くなく、ただ単に契約時と仕事内容若干違うんですがの主張をしたかっただけ。(まあこれだとそういう意味には取れないですね、すみません・・・)

寧ろ、前任者は経理の基礎知識もない中でよくやっていたな、と感心するばかりだったので尊敬することはあっても下に見ることはまずない。(ガチの経理知識は必要ないけど、基礎を知らないと処理できない部分もある、くらいのレベル。)

しかしそれを口に出した時に、私の上司というか指揮命令者が

「自分の方ができるって言ってる?」

と言うのを聞いて、即座に否定はしたものの、

そうか、自分はただ一人で、分からないことがあっても聞く相手すら自分で考えなくてはならない孤独の中で少しでも頑張っていることを認めて欲しかったのかもしれない。

と気付いた。

違う!そうじゃない!とつい言ってしまうところだった笑

私は完璧主義な部分があって、最近は大分ゆるくなったと思っているけれどずっと染みついてきた感覚は今でもシミになって残っていて、つい自分に厳しくしてしまう。

基本的には業務範囲内は全て把握していたいタイプ。何か聞かれてもすぐ答えられるように。

それでずっとやってきたから、何が分からなくて何が分かっているのかすらも自分じゃ分からない、フワフワした立ち位置は常に不安で、それがストレスになっているのは理解していた。

だから不安と不満は溜まるばかりで、それと比例して自分はダメだと無意識に卑下していたように思う。

そう、真面目なのである笑

そのすぐ後にあった更新面談では不安に思っている部分を吐き出したらすっきりしたし、会社に対して大丈夫かと思っている部分を話したら、派遣に責任はないから大丈夫です。とはっきり言われたので少し吹っ切れた。

それでいいのかと思ったりもしたが、そもそも派遣社員なんてそんなものなのだろうと今更ながら理解した。

なんというか、派遣社員について疑問に思っていることなどを周囲に話すと、

決まって「そんなこと考えてないでしょ」と言われるので、そもそも私が考えすぎなんだな、と改めて感じた。

私はつくづく派遣社員には向いていないのである笑

でも今更正社員でガッツリ働くのは無理なので、

『定時に終わることに命を懸ける』をモットーにのんびり仕事させてもらいます。