9月2日、冥王星がいったん山羊座に戻ります。
10月12日、冥王星は逆行から順行に転じ、
11月20日には、水瓶座入りします。
山羊座戻る期間が約2ヶ月半ありますが、その後は山羊座に戻ることはありません。
冥王星水瓶座時代の流れが本格化します。
旧時代の断末魔の叫びのような保守的なものと、
新しい時代の始まりの勢いとがぶつかり合い、
国家、社会、組織、個人などの中で、
それらがせめぎ合うようなことが起こり続けるでしょう。
個人的にも社会的にも、
この先の未来を大きく変革していくためのやり残しがあったことに気づき、
その後始末に取り掛かるような時間になるのではないでしょうか。
冥王星はおよそ248年で太陽の周りを回る。
軌道は楕円を描き、各星座宮で約12年~28年を過ごす。
冥王星は2023年3月23日に最初の水瓶座入りを果たしましたが、
2024年11月19日までは山羊座最終度数と水瓶座初期度数を行ったり来たりします。
そして2043年3月9日に初めて魚座に入るまで水瓶座を運行する。
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前回、冥王星が水瓶座を運行したのは、1777年4月3日~1797年2月17日
水瓶座は「革命」「自由への衝動」「抑圧からの解放」に関連する。
冥王星は、社会や政府のシステムや構造の崩壊と再構築に繋がる大規模な集団運動の原動力として名高い。
1777年~1797年を振り返ってみると、この時期には多くの人々が抑圧や重税に反抗し、自由と新しい権利を求めた、
まさに革命的な時代であったことを歴史が明らかにしている。
米国の独立戦争は、初回のイングレスの数か月前に始まり、
そして、後半の時期にはフランス革命もまた勃発した。
いずれの場合にも古い政治形態は廃止され、新しい政治形態が生まれ、
新しいリーダーシップを統治に世界が幕を開けた。
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私たちは今、歴史のターニングポイント真っ只中に立たされており、
これまで築き上げてきた世界から未知なる新しい時代に何を引き継いでいくか、
十分かつ慎重に考えることが求められようとしています。