6月21日 5時51分 【夏至】
夏至は1年で昼が最も長い日で、陽のエネルギーが極まります。
占星術的には「太陽蟹座入り」の日です。
春に蒔いたものが根付き、グングンと育つのが感じられる頃でもあります。
夏至図は秋分までの3カ月を支配するとされます。
蟹座は、「家庭」や「心の基盤」をあらわします。
あなた自身の心の根っこを見つめ直す時とも言えるでしょう。
🌙暮らしや心に「ゆらぎ」
夏至図では、12ハウスという潜在意識、
隠れて見えない出来事など、目に見えない領域をあらわす場所に、
太陽、金星、水星が重なり、海王星と葛藤の配置を形成するため、
ここからの3ヵ月は暮らしに「揺らぎ」が生じやすいといえます。
自分の目標を見失ってしまったり、暮らし、家庭、または子育てなど、
このままでいいのかと葛藤を抱くことがありそうです。
一方で、これらの星が牡牛座火星とは調和しています。
迷いながらも進む意欲や活力は強いと思われます。
🌙パワフルな広がり
双子座の木星が冥王星と調和しており、11ハウスにあります。
人との関わり、またはサークル活動など将来へのビジョンがぐんぐんと広がります。
同じような未来を描く仲間たちと希望を持って繋がることができるでしょう。
🌙新しいものを取り入れ、在り方を見つめ直す
土星は6月30日に逆行を開始するため、動きがほぼ止まった「留」という状態になっており、
エネルギーがとても強くなっています。
土星は天王星と手を取り合い、新しいものをこの社会に取り入れていく配置を形成しています。
日本においては、社会に新しいものを根付かせようという機運が強まりそうです。
新札(新紙幣)が約20年ぶりに発行されます。2024年7月3日に発行開始が予定されています。
一方、私生活をあらわす月と土星は葛藤の配置を作っており、
健康や暮らしの在り方、働き方といったものを見直す必要があること、
先述したとおり、気持ちに揺らぎが生じやすいことをあらわしています。
いつも以上に「暮らし」や「心」にフォーカスが当たっています。
目に見えないところ、隠れているところで調整が自然と起こる為、
情緒面で不安定になりやすいことがわかります。
未来のために、新しい方向性に合わせた
「暮らしの在り方」や「自身の心持ち」を問い直す時間なのだな、と感じます。