グラディエーター 2000 米 | ジャンク修理日記

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グラディエーター 2000 米

監督 リドリー・スコット
主演 ラッセル・クロウ ホアキン・フエニックス 
   リチャード・ハリス オリバー・リード 
   コニー・ニールセン
 

復讐物の歴史劇、64年の歴史大作「ローマ帝国の滅亡」のリメイク?

TVにて20年ぶり2度目の鑑賞 

内容的にはベンハー・十戒・スパルタカス・クオバディス等の古代の歴史アクションです。 

敵役の皇帝コモドゥスは過去の大作のスチーブン・ボイド ユル・ブリンナーと比べると印象がやや弱いが、コモドゥス(ホアキン・フェニックス)は弱さと、残忍冷酷さを持つ、従来とは違うキャラクターでなかなか良かった。

 

姑息な手段で主人公マクシムスを消そうとするが、民衆や、周りの重臣たちからも信頼されない・・・ 哀れな最期を迎える 一方剣闘士のマクシムスの最期はローマの民衆に英雄と称えらる 二人の人物が実に対照的に描かれている。

 

コモドゥスを最初は憎らしく感じたが、最後は手負いをおわせたとはいえ、直接マクシムスと対決するとは、無謀な気がしたが、こうするしか、

皇帝の権威を保つことができなかったかと思うと哀れに感じた。

 

主人公マクシムス(ラッセル・クロウ)のスーパンマンぶりは圧巻でした。前皇帝役のリチャード・ハリスや興行師のオリバー・リードも良かったです。

また剣闘士と騎馬戦車との戦いはベンハーの戦車競走を思い出させる迫力(CGですが)見ごたえは十分でした。

 

監督は、「エイリアン」「ブレードランナー」のリドリー・スコットです。独特な、映像表現が素晴らしいですね。

宗教的要素はないので、単純にアクション映画として楽しめました。