【93日目(10月18日) 朝食】(水曜日)


米飯…250g

味噌汁(豆腐&ワカメ)

さつま揚げの炒め煮

南瓜サラダ

ふりかけ

のり佃煮

牛乳(200ml)


蛋白質…19.7g

食塩相…2.7g





【93日目(10月18日) 昼食】(水曜日)


米飯…250g

豚肉の生姜焼き

ビーフンソテー

白菜の和え物

のり佃煮

CP10





【93日目(10月18日) 夕食】(水曜日)



米飯…250g

卵とじトンカツ

キャベツの炒め物

ピクルス

フルーツ(黄桃缶)

のり佃煮

CP10




昨日は、「“老害”議員の屁理屈」につきまして記述しましたが、今回はその“老害”につきまして、もう少し掘り下げてみたいと思います。


昨年、内閣府から『令和4年度 男女共同参画白書』が発表されました時に、

「20代の男性でデート未経験が四割」

といったニュースが話題になりました事を、皆様は覚えていらっしゃいますでしょうか?


実はこれは正しい解釈ではなく、正しくは、

「20代の“独身”男性でデート未経験が四割」

なのです。


ちなみに、この「デート」の定義ですが、

・中学卒業以降の経験

・相手が恋人でなくてもOK

・回答者がデートだと思ったもの

という、極めて主観的なものでした。


とはいえ、この数字は大きく感じますよね。


という事で、実際にどの位の規模なのかを算出してみましょう。


日本に於けます男性の内、20代は約11%。


20代の男性の内、結婚の経験が無い人が約84.4%。


独身男性の内、デートの経験が無い人が約40%。


100×0.11×0.844×0.40=3.71%


つまり、日本人男性100人の内、約3~4人がデート未経験者だという事になります。


この様に考えますと、たいした規模でない事が分かります。


単純に「四割」という数字に目が奪われ、それで規模を見過ったという事ですね。


この様に何かを直感的に判断する際に、特定の特徴や情報の断片に引っ張られてしまう認知の歪みを、【アンカリング・バイアス】と言います。


そして、このニュースによりまして「若者の草食化」が言われましたが、では昔の若者は、そんなに“肉食”だったのでしょうか?


『若者の性白書』によりますと、発行されました1980年頃から約40年以上に渡りまして、恋愛経験率は30~40%でした。


独身研究家の荒川和久氏によりますと、

「いつの時代も恋愛経験豊富な人は3~4割」

と仰られております。


すなわち、【恋愛強者三割の法則】です。


では、何故この話題が大きく取り上げられたのでしょうか?


私が思いますに、

「おじさん・おばさんが若者にマウンティングするのに丁度良かった」

なのでしょう。


よく、

「ゆとり世代は主体性が無い」

「X世代は欲が無い」

「団塊の世代はすぐにマウンティングをする」

といった、“世代間論争”がございます。


これにつきまして2022年に米国にて4,732人を対象にした調査がございますが、

「過去50年間で生まれた時代によって性格が変わる事はあまり無い」

という結論が出ております。


また、ブリガムヤング大学で2020年に行われました調査によりますと、

「アナログ世代(1995年に幼稚園に入園した子供19,150人)とデジタル世代(2010年に幼稚園に入園した子供13,400人)のコミュ力に差は無い」

という結果が出ていますね。


人間は国籍を問わず、それこそ約2,600年も前の昔から、

「若者は無礼」

「若者は年上の言う事を聞かない」

「若者は働かない」

といった事を言い続けてまいりました。


すなわち、

「どんな世代でも若者に不安を抱く」

という傾向が見られます。


2019年のカリフォルニア大学で3,458人を対象にしました研究によりますと、

「人間は過去を美化しがちで、そのせいで若者がダメに見える」

という研究発表がございました。


例えば、

「アルコールを呑む若者の割合」

   20年前の若者…81%  現代…66%

「何らかの暴力を行使した若者の割合」

   20年前の若者…42%  現代…24%

「自殺を考えた事が有る若者の割合」

   20年前の若者…29%  現代…17%


これ等の数字を見る限りに於きまして、今どきの若モンの方が真面目で、自制心が有り、メンタルが健全であると言えましょう。


また、「自分は偉い」と思っている人ほど、若者をディスる傾向に有る様です。


これは、昔の記憶が曖昧である事が起因していると言われております。


すなわち、昔の記憶が“盛られている”訳ですね。


そして現在の状態をベースに、「将来もずっと変わらないだろう」と考える認知の歪みが生じます。


この認知の歪みを【プロジェクション・バイアス(投影バイアス)】と言います。


この様な人達は、変化を拒みます。


それこそ安芸高田市の市議会議員の中には既得権益にドップリと浸かっているが為に、変革によってそれ等が奪われる事に恐怖を感じているのでしょう。


そして、その既得権益が奪われたのが大阪の職員や議員達なのだと、私は考えております。


何はともあれ、私も所謂“老害”にはならない様に、気を付けなければなりませんね。



 

反町隆史さんが主演でドラマ化されましたが、結構面白いですよ。


お薦めです♪