朝鮮対EU貿易で黒字を記録 韓国民主労働党はドキュを製作 | 朝鮮問題深掘りすると?

朝鮮問題深掘りすると?

初老の徳さんが考える朝鮮半島関係報道の歪み、評論家、報道人の勉強不足を叱咤し、ステレオタイプを斬る。

朝鮮の経済が上昇気流に乗っていることはすでに何度もお伝えしましたが、昨年の対EU貿易で約2千3百万ユーロの黒字を記録していたことが判りました。自由アジア放送(RFA)がEU連合から提供された対朝鮮貿易統計によれば、朝鮮は昨年1月から10月までに2千280万ユーロの黒字を出しています。


具体的に見ると朝鮮の対ユーロ貿易は輸出5千630万ユーロ、輸入3千350万ユーロなど総額で8千980万ユーロを記録しました。これは昨年朝鮮の対EU輸出額がオランダの5千500万ユーロ分の対朝鮮ガソリン、軽油などの石油製品輸入が大きく作用した模様です。

朝鮮の輸出が最も多い国はドイツで輸出2千840万ユーロで、ついでオランダの1730万ユーロ、イギリスの3790万ユーロです。ドイツの場合を見ると衣類業のゲリーベバが朝鮮に進出した工場で作った製品をドイツに輸出し、両国間の経済交流が大きく伸びた事が反映されています。


「RFAによるとeuの衣料品メーカーの朝鮮への工場進出が今後も増える傾向にあり、今後も朝鮮の対オeu貿易の黒字が痛苦用だと言います。オランダの投資諮問会社GPIコンサルタントのポール・チア代表は「朝鮮での衣料品の清算は可能性がある」「中国で衣料品を生産している企業の多くが、人件費などの上昇で清算価格が上がるにつれ朝鮮にシフトチェンジしている」と語っています。


朝鮮の対FU輸入を見るとイタリアの1400万ユーロ、ドイツ、オランダのそれぞれ930万ユーロユーロです。
規模で言うとまだまだ少なく、品目を見ても途上国型貿易の壁を越えてはいないようですが、注目すべき事は、こうした貿易がアメリカの世界的規模における経済制裁の渦中で行われたということです。アメリカの経済制裁はすでに名目だけ残った修飾語デイしかないと言うことがはっきりしていると言う事です。


どこかの国(アメリカの傀儡とも、手下の同盟国とも言われていますが)のようにアメリカに忠実であるために現実の世界の動きを冷静に見るtことも出来ずに未だに首相が胸ににブルーリボンを付けて対朝鮮制裁に必死になっている国とは、やはりヨーロッパ諸国は違います。アメリカの意見も受け入れつつ自国の利害関係はしっかりと打算している大人の国がヨーロッパであれば、上司の言葉にびくついて言うことも言えずに縮こまってただ黙々と上司の言葉を忠実に守り、家族さえも犠牲にするプードルのような存在の子供国がブルーリボンを胸に偉そうに国民を騙し続けている国です。実に対照的ではありませんか。


ところで韓国の民主労働党(今は統合進歩党ですが)の「新社会研究所」が朝鮮の経済、とくに科学技術の発展に関する研修用のドキュメントを製作しました。管理人も見ましたが、現在の朝鮮の経済を見るキーポイントであるチュチェ鉄、チュチェ肥料、ビナロン、CNCなどを大変わかりやすく解説しているので、一度御覧になることをお勧めします。実に参考になります。


題目は「朝鮮の産業技術と南北経済協力の未来」でアドレスはこちらです。


http://www.jajuminbo.net/sub_read.html?uid=8835&section=sc1&section2 =


全てハングルですので日本人にはよくわからないとは思いますが、朝鮮総連などで日本語版を製作してもらえると良いのですが。