子供も手が離れて時間ができたので暇つぶしに何かミシンで作りたくなりサダルにある中古のミシン街へ行ってみました。

行く途中にベッドマットレスやスピーカーのお店が集まっているエリアを通ります。



アンティークなデザインの家具屋さんがありましたが何故か露店です。


お目当ての中古のミシンが売っている通りへ着きました。ローカルな通りなのでシャルカミを着てドゥバタを頭に巻いて歩きます。


シンガーやジャノメ、JUKIのミシンが並んでいました。日本では売っていない様な古い型が多く並んでいます。

値段を聞いたら純正パーツを使っているのが25,000rs(約13,000円)モーターに中国製を使っている物は数千ルピー安くなっているとの事でした。思ったより高いと思いましたがこれが適正価格なのか判断が難しい。多分外国人価格でボラれているんだろうな。

並んでいるのは30年以上は経っていそうなミシンばかりで、見たことの無いトヨタのミシンも売られています。

職業用ミシンも需要が高い様でずらりと並んでいました。


ミシンの修理もしていました。

パキスタン製ミシンは手動式で10,000rs(約5,000円)、はずみ車にハンドルが付いていて右手で回しながら生地を左手で押さえて縫うのは難しそう。モーターも付けられるそうです。

職業用ミシンが欲しければここで買うのもいいけれど、パキスタンではやはり新品を買うのが賢明かも。今回は偵察できたので満足。

帰りは贔屓の店でビリヤニを買って帰りました。


家に帰って日本製の中古ミシンを売っているサイトを探して試しに連絡してみたら、値段も手頃で店員さんおすすめの物を動画で送ってくれ特に問題なさそうなので思い切って注文してみました。

心配はお店があるクエッタからカラチまで精密機械のミシンが落とされる事無く無事に着くか。


恐々届いたミシンを動かしてみたら調子も良くてまあ満足な物が届きました。念の為に釜の中を掃除しようと開けたら屑だらけ。故障の原因にもなるのでよく掃除をして油を差しておきました。

問題無く縫えてよかった。いい暇つぶしが見つかりました。

早速以前買ったリボンを使ってバッグを縫いました。