白河の清き流れに魚住まずもとの濁りの田沼恋しき | 鱗粉転写
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白河の清き流れに魚住まずもとの濁りの田沼恋しき

どんなに正しくても人間なんて建前だけじゃ生きて行けない。

ある教授が言っていた。
「組織と集団の違いは何でしょう?
それは目的があるか否かです。」

組織は立派な大義名分を掲げているかも知れないけれど
組織を構成する人は其々意識が違うのは当然。

本音と建て前を不器用に使い分けて
組織の目的へ(意思は別にして)向かっている。

どんなに真っ当だろうと正しかろうと
それらを構成員に強いると組織は崩壊する。
不都合が有れば隠したり、誤魔化したりするようになる。

かと言って緩めると何処までも止め処なく
緩んで行ってしまうだろう。

人は弱いし、所詮そんな出来た人間ばかりじゃない。

適度に逃げられる場所を作らないとね。
そこが腕の見せ所。

才能や、自身だけの努力だけではどうにもならないからこそ、
身につけたい能力だったりする。

因みに海月が大発生するのはプランクトンが大量にいるから。

プランクトンが大量にいるのは水に栄養が沢山溶け込んでいるから。

栄養が沢山溶け込んでいるということは、成分的に不純物が多いから。

不純物が多いということはその水は濁っているということ。

濁った水には色々な生き物が棲める素晴らしい環境だとも言える。

ん?

結局は何事も言いよう、考えよう?!