ライヴ終わって大分経って、やっと先日使ったスネアのチェック。
チューニング狂いまくり。
僕、基本的にそんなにボルトが緩むような人じゃないんだ。
とりあえずチューニングを直すことに。
弄っても弄っても決まらない。
こんなにチューニングヘタだったっけ...。
って思いながら、イマイチ響きが安定しない箇所を押してみた。
プラスティック製でも皮は伸びるんですねー。
バキって凄い音はするものなんだけれど、ここまで使い込んだら普通はそんな音がするほどは伸びない。
しかも著しく音程が狂ったので一度全部ボルトを緩めて皮を外してみる事に。
皮ってアルミのサッシに固定されているのだけれど、そのサッシから外れてしまっているの。
これでは音が決まらないワケだ。
ライヴで使っていて支障がそこまで無くて良かった。
（実はチューニングに関して若干妥協して使っていたので）
使っていたのはREMOという世界シェアNo.1のメーカーで
ドラム叩いている人は必ずお世話になるメーカーです。
モデルは一番普及しているコーテッドアンバサダー。
ドラム叩きでコレを触ったことない人はモグリです。
そこまでのスタンダードなのにこれは酷い。
不良品です。
最近REMOの製品のクオリティが落ちていると言う話は良く聞いていたよ。
実際に自分が酷いモノに当たった事は余りなかったんだよなぁ。
良く聞く話は、ピンストライプという二枚重ねのモデルの不良品が多いと言う事。
重ね方に難があって、どうチューニングしても音が詰まってしまうということ。
貸しスタジオのドラムの皮って大抵コレだね。
確かに音色が揃わない事って多々ある。
弄っても弄ってもドーンって鳴らないの。
そういえば以前、試しに買ってみたエボニーピンストライプもダメだったなぁ。
やっぱり音が詰まってしまって「バチッ」って音しか鳴らないの。
使えなかった。
それでもみんながコレを使うのにはワケがあって、
同じような音色が出せるヘッドの中でピンストライプが一番安いんだよね。
そして、流通の問題で一番手に入りやすいというのもある。
レモのコーテッドのサッシから外れてしまうという障害もネットで読んだ事はあったけれど
そこまで聞く話じゃなかったんだよね。
...ということで、REMOのヘッドはもう買うのやめようかなぁ。
でもバスドラムのヘッドパワーストロークは代わるものがないような...。
少なくても、パワーストロークの様なヘッドはEVANSというメーカーが先駆者だけれど
EVANSのEQシリーズって音量が出ないような気がするんだよなぁ。
バスドラムのヘッドは値段が高いので気軽には試せない。
以前製品クオリティが心配で楽器屋にパワーストロークに不良品が出ているかどうかを聞いたのだけれど
とりあえずはそのような例は今のところないということだった。
何か良いモデルないかなぁ。