芸術家と職人と表現者の境界線 | 鱗粉転写
クラシックだと分かりやすいかな??

作曲家が作った楽曲を如何に譜面通りに作曲家の意図を探りながら構築していく。
これってある種、職人芸でもあり、解釈等々の仕方では表現者、芸術家的側面もあり...。

学校で能面を彫るのが趣味の先生が居た。
能面を彫るのは職人とのこと。
「どうして芸術家じゃないのだろう??」
ってぼやいていたっけ。

テレビのお宝鑑定団に出品される工芸品も
「職人の作品」
とされるよね。

さて、芸術家だの表現者と職人の境界線って一体何なんだろう??

僕はずーっと
「芸術的な音楽を~」
なんて取り組んでいた。

でも、今では目の前の音楽に全力で向き合うだけでいっぱいいっぱいで、
芸術家だとか表現者だとか職人だとか、
どーでも良くなっちゃった。

とりあえず、今の自分には創造性も再現性もどちらも大事。