🔧 作業員からの声(本音ベース)
- 「分かってるけど、時間がなくて省略しがちです」
- 「前の現場では問題なかったので、今回も大丈夫だと思った」
- 「保護具はあるけど、正直ちょっと邪魔で…」
- 「誰に言えばいいか分からず、そのまま作業してました」
- 「危ないとは思ったけど、止める雰囲気じゃなかった」
👉 ポイント
→ ルール違反より「環境・雰囲気・段取り」に原因があることが多い。
👷♂️ 職長・リーダーからの声
- 「段取りはしているが、全員に伝わっていない」
- 「新人とベテランで安全意識に差がある」
- 「KYはやっているが、形骸化している部分もある」
- 「是正したいが、工程が詰まっている」
- 「注意すると、やる気を下げないか気になる」
👉 ポイント
→ 管理したいが、工程・人間関係との板挟み。
🦺 安全パトロール時によく聞く“定番フレーズ”
- 「今日はたまたまです」
- 「すぐ直します」
- 「前からこうやってます」
- 「危険だとは思わなかった」
- 「指示はもらっていない」
👉 ポイント
→ 責任の所在が曖昧な現場ほど事故リスクが高い。
📝 パトロールで使いやすい返し(角が立たない言い方)
- ❌「ルール違反です」
- ⭕「事故が起きたら止まるポイントなので、今のうちに直しましょう」
- ❌「なぜやってない?」
- ⭕「やりにくい理由があれば教えてください」
- ❌「前も言いましたよね」
- ⭕「前より良くするために、もう一度確認しますね」
現場代理人がそう思ってしまう主な心境
①「もう分かっている」という気持ち
- 危険箇所・問題点はすでに把握している
- 指摘される内容が毎回ほぼ同じ
- 「言われなくても分かってる」という自負と疲労感
👉 心の声
「今さら見に来なくても、直す所は分かってる…」
②「準備のために現場が止まる」ストレス
- パトロール前に慌てて是正・片付け
- 作業員が緊張して本来の姿が見えない
- 実作業が止まり、工程がズレる
👉 心の声
「この時間で1工程進めたかった…」
③「現場の実情を分かってもらえない」という不満
- 書類・ルールが現場実態と合っていない
- 工程・人手不足を考慮されない指摘
- 理想論に聞こえてしまう
「それができたら苦労しない…」
④「指摘=評価が下がる」という防衛心理
- 是正事項が代理人の責任に見える
- 会社・元請・本社への悪い報告材料になる
- 「守れていない現場」というレッテルへの恐れ
「また俺の管理不足って書かれるんだろうな…」
⑤「やっても変わらない」あきらめ
- 指摘 → 是正 → 次回も同じ指摘
- 根本改善ができない環境
- モチベーション低下
「結局、形だけなんだよな…」
これは「安全軽視」ではない
重要なのは👇
来なくていいと思う=安全を軽視している、ではない という点です。
多くの場合は
- ✔ 責任の重さ
- ✔ 工程と安全の板挟み
- ✔ 改善できない環境への疲労から来る “防衛反応” です。
- 心境を和らげる一言(パトロール側向け)
- 「できている所も確認しに来ました」
- 「現場が大変なのは分かっています」
- 「代理人さん一人の責任にしません」
- 「一緒に楽になる方法を探したいです」
👉 指摘より「共感」が先に来るだけで、受け止め方は大きく変わります。
まとめ
安全パトロールを負担に感じる現場代理人の多くは、安全意識が低いのではなく、工程・人員・責任の狭間で疲弊している状態である。
指摘型から対話型のパトロールへ転換することが重要です。


