双葉地方広域市町村圏組合消防本部を訪問して
感謝の誠を捧げ激励をさせていただきました。
救急救命の業務はもとより福島第一原発の線量の定点観測も行っています。
消防本部の皆様は、大震災・原発事故以来、
緊急の体制を現在も継続中です。

二次非常配備を敷く緊張の毎日。
20km圏内の観測を視察、現状の課題を報告いただきました。

福島第一原発の4号機南側のゲートで測ると
90マイクロシーベルト/hの高い放射線量でした。
今なお収束の見通しが立たない厳しい現状を
改めて目の当たりにしました。

草野楢葉町長さんはじめ町議会の方々、
町、福島県の職員の皆さんと復興支援策などについて
ご意見をいただき対策を話し合いました。
視察を支援してくださった皆様、本当にありがとうございます。

福島第一原発20km圏内は、せいたか泡立ち草をはじめ
草も伸びるにまかせたまま。
枯れ草に火がついて放射性物質が
広範囲に拡散する危惧も拭えません。
消防の皆さんは、必死に見回りを強化していますが、
東京23区の倍以上の広さ。

原発事故周辺地域の枯れ草などの火災延焼は、
普通の火災とも格段に危険。
セシウムなども40倍から70倍になって飛散するというデータも。
野焼きは厳禁です。
亀井久興先生のお嬢様の結婚式にお招きいただきました。
 素晴らしい新郎新婦の未来にたくさんの祝福がありますように祈りました。お隣に座らせていただいた波多野学習院院長さんとも貴重なお話をさせていただき感激でいっぱいでした。
 ベネズエラ駐日大使の石川大使ともお話をさせていただきました。現在、執筆している「平和2」に「被爆のマリアにささげる賛歌 アヴェ・マリア」のことを紹介させていただきたいとお願いいたしました。

===石川大使の結婚式にて===

 ベネズエラ駐日大使である石川成幸大使の結婚式で祝福のご挨拶をさせていただきました。
石川大使は、日本と南米を結ぶ協力の架け橋の構築に大きなリーダーシップを発揮されています。私がペルーから発したリマ宣言後、地上デジタル日本方式をいち早く採用していただいたのもベネズエラです。

 石川成幸大使のお父様、石川新助氏は沖縄のご出身です。ベネズエラで初めて地歩を固めた
日本人として、どれだけの貢献をしてくださったかわかりません。「好きになれば疲れることはない。」身一つでベネズエラを訪れた石川さんなればの言葉です。

 長崎の浦上天主堂で歌われた 「被爆のマリアにささげる賛歌 アヴェ・マリア」「被爆のマリアのメッセージ」この地球に、憎しみではなく愛を。軽蔑ではなく尊敬を、恐れではなく安らぎを、絶望ではなく希望を、対立ではなく和解を、戦争ではなく平和を!
どれほど多くの人たちが平和を誓い勇気を分け与えていただいたでしょう。

 新婦さんは、この「被爆のマリアにささげる賛歌 アヴェ・マリア」を世界に向けて発信されたエリック・コロンさん、コロン三木佳子さんのお嬢様、コロン・えりかさんです。自らもお母様の主催される女声アンサンブル「カメルータ神戸」のソリストとして演奏活動を続けておられます。

 

 長崎は原爆の惨禍にみまわれた町です。

 私の活動の原点である佐賀にも長崎の原爆によって被曝した方々がおられました。小さな頃、悲
惨な現実。一瞬にして人が蒸発してしまうような原爆の惨禍を聞きました。
 心理学を学び政治家を目指した原点は、人を人でなくする力に抗いたい、人を人でなくする力と
戦いたいという切なる思いからでした。
 
 結婚式の結びにえりかさんが歌をうたわれました。澄んだソプラノ。どこまでも伸びる美しいお声。
感動のあまり涙が止まりませんでした。

 カリブの太陽のような大使ご夫妻に心からの祝福のエールをお贈りしました。
貧しき人も病める人にも等しく暖かく。お二人は世界を照らす太陽として、たくさんの皆さんのさら
に大きな勇気となり、さらに暖かな光になられると確信しました。