平成28年BLOG
2016/8/30 17:21 「「法」の語末子音」
2016年7月28日
「法」は朝鮮語の漢字音で「법」peop[pəp]、シナ語の方言では客家語でfap5なのに廣東語でfaat3。廣東語話者が「法」の音節尾のpをtと間違えたか。
11:38:32
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日本語で「法定」と「法廷」は「ハフテイ」で同音。標準シナ語(普通話)では「法定」はfa3ding4、「法廷」は「法庭」という表記になって發音はfa3ting2、つまり「定」ding4と「庭」ting2の違い。
2016年7月28日11:44tw
朝鮮語で「法定」は「법정」peop-jeong、jが濃音化するので
peop-cceongになる。
朝鮮語では「法定」は「法廷」「法庭」「法政」と同音になる。
「法制」は「법제」peop-je(>peop-cce)。
2016年7月28日12:17
「法」の音読みは「ホフ」または「ハフ」。「法度」は「ハフト」が「ハット」になったと解釋できる。
17:34 - 2016年8月30日
@kyojitsurekishi 鳥越俊太郎は「法的代理人」と言ったのがメディアで「法定代理人」とつたえられた可能性がある。
17:37 - 2016年8月30日
「国法」は「コクハフ」。「国宝」は歴史的かなづかひでも「コクホウ」であって、「コクハウ」ではないのが少し残念。「国防」は「コクバウ」。
17:45 - 2016年8月30日
追加
令和2年tw
「フランス語」という言語はフランス語でfrançais [fʁɑ̃sɛ]、英語ではもちろんFrench、朝鮮語で「프랑스어」(漢字語の「佛語」は「불어」)、中国語で「法語」Făyŭと呼ばれ、ベトナム語ではTiếng Phápと呼ばれる。Phápは「法(はふ)」のベトナム語読みであろう。
朝鮮語で「フランス語」という言語の名前は「프랑스어」Peurangseu-eo(漢字語の「佛語」は「불어」Bul-eo→Bureo)。朝鮮語の「프랑스」Peurangseuはsの前がngであるところ見ると、Franceのフランス語発音 [fʁɑ̃s]からきているだろう。
令和4年tw
「国法(國法、こくはふ)」 「国宝(國寶、こくほう)」→旧仮名遣いでも「こくほう」であって、「こくはう」でないのが惜しい。 「国防(國防、こくばう)」 「法(はふ、법)」の語末子音 Teacup ブログ 「法」の語末子音
「法」は呉音「ホフ」、漢音「ハフ」。 「法度(ハット)」の「ハッ」という読み、及び「法華(ホッケ)」の「ホッ」という読みは慣用音(クワンヨウオン)らしい。
朝鮮語で「フランス語」という言語の名前は「프랑스어」[pʰɯɾaŋsɯ-ə]。漢字語の「佛語」は「불어」[puɾə]。朝鮮語で「フランス」を意味する「프랑스」[pʰɯɾaŋsɯ]はsの前が[ŋ]である。この単語はFranceの英語発音[fɹɑ:ns][fɹæns]ではなく、フランス語発音 [fʁɑ̃s]からきているだろう。
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