「暁」というこの字は、「あかつき」以外に「さとる」と読むと以前に書いた。
その理由について安岡先生は次のように語っている。
「大宇宙を貫く真理を体感することを悟るといい、
これを暁り(さとる)とも表記する。
暁を迎えると、夜の闇が次第に消え、
暁を迎えると、夜の闇が次第に消え、
明るくなるつれて物事の輪郭がだんだん明確になり、
ついには明らかに見えるようになる。
悟りもまったく同じだ。
悟りもまったく同じだ。
昔の人がすごいのは、それを知っていたから、
悟りを暁りとも書いたのだ」
「安岡正篤 一日一言」致知出版
「安岡正篤 一日一言」致知出版
「朝」という漢字も、分解すれば二百十日。
つまり、人が誕生する期間を示している。
私たちは毎日目覚めたときから、新しい一日が
待っているだけでなく、昨日とは違う自分がいることを
指し示している。
昔の人は思慮深く、実に多くの真理や人としての大切なことを残してくれた。
感謝しつつ、学ばなければいけないと痛感。