2012年1月5日(木) 晴れ
暑い暑いお正月
今日もパラグアイ南部は晴れ。
気温は38℃くらいです。
正月三箇日はSanatorioはUrgencia(緊急)患者さんだけ受け入れます、と張り出ししていましたが、一日2-3人の外来患者さんが来院。
ホントに緊急ってのは外傷くらいでしたが、病院運営を助けて頂いてるてまえ日系の人は風邪や急性胃腸炎などの病気での来院もチラホラ。
入院のほうは年が明けてから、脳梗塞の患者さんが1人です。
この1年半、当院では脳梗塞や脳出血で搬入された患者さんが5-6人いました。
どの患者さんも麻痺を呈していたのと、発症極急性期での来院で、Vitalも不安定。
CT/MRIが普通の日本の先進医療に生きてきたものとしては、病巣評価もままならず、急いで50㎞はなれた街の急性期病院に搬送するケースがほとんどでした。
ただ、今回は幸いにして麻痺のほかは落ち着いた状態で、時間も少したって来院していたこともあり、Sanatorioで急性期から経過を見ることに。
「何でも科」の当院。
一応の検査機器を揃え、全身管理をすることは大きな問題はないのですが、私自身専門とはかけ離れている「リハビリの知識」が乏しい。
今まで街に送って帰ってきた患者さんたちをみてると、褥瘡予防には力を入れて指導されてくるけど、どうやらリハビリの概念はあまりない?と感じてしまうパラグアイ。日本の病院任せとは違い、家で家族が一生懸命見てくれるけど、医療施設も整ってないし、理学療法士もいるにはいるけど何か日本とは違うような・・・
そこで日本の研修医時代にお世話になっていた理学療法士さんに脳梗塞の急性期リハビリについて教えを乞うためメールしました。
するとすぐに返信が来て、いろいろアドバイスを頂戴し・・・ありがたい限りです
今までも「犬にかまれた」とか「多血症?」とか「トキソプラズマ症」とか「切断外傷」・・・など専門外やまれな疾患の度に、ネットで調べ、札幌の病院のいろんな先生に意見を頂いたりアドバイスをもらって治療に向かっています。
10年前ならネットもつながらず、わからない事があっても「出来るだけ」頑張ることしかできなかったろうな~と、しみじみ。
日本の友人・先輩たちへの感謝の気持ちはもちろんの事、情報化社会・情報時代の恩恵を受けることができ、文明のありがたさも感じるパラグアイの「僻地医療医」であります