2012年5月8日 (火) 晴れ
 
今日、1年11か月弱住み慣れたLa.を発ちました。
 
昨夜は最後の送別会を盛大にOさんのお宅で開いてくれて、最後の最後までドンチャン騒ぎ。更に夜更けには「最後のCasino」ってことで23時近くになって飲み会場からEncarnacoinまで車2台で大挙して出動したんです。
わたくしの結果は・・・爆弾
最後は総合的に負けるようになっているんですよ!!って自分に言い聞かせて・
 
早く帰って来よう!
って約束(いや、目標)で出かけたCasinoも終わってみれば朝型4時
家に着いたら4時半を回っていました。
 
そこからが、本当に「お尻に火がついた」状態
 
一応私自身の荷物はもう、まとめ終わっていたのですが、子供達や家の中全体の片付けは優秀な妻にまかせっきりだったので、まずは妻を揺り起こし、引っ越し準備の最終段階へあせる
終わってみればウタタネ10分×3本くらいで、寝ずのお片付けになって朝になりました・・・
 
朝8時も過ぎるとLa.の皆さんが次々に片付け最終局面の我が家に挨拶に来てくれました。
Iさん・Aさん・Jさん・Wさん・Tさん・Oさん・JICAのTちゃん・Yちゃん・・・
集まって送り出してくれようとしてる場ではゆっくり挨拶もできないからと、みなさん大変お世話になった方ばかりでした。
 
日本人会の車がAsuncionまで送ってくれるという約束の時間 10時になるころようやく荷物だけ尾はまとまって、いざ出発。
 
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1年10か月ほど我が家でお掃除と子守のお手伝いをしてくれたLさんと最後の記念写真。
子供好きな彼女、涙で目を真っ赤にして別れを惜しんでくれました。
 
病院の前には日本人会の車がすでに来ていて、荷物搬送用の救急車とで準備万端で、更に沢山の見送りに来てくれた方々や病院職員でごった返していました。
 
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本当にたくさんの皆さんが来てくれて、別れを惜しんでくれて・・・
私は、皆さんの顔をしっかり見ていたら涙が流れそうで、こらえるのに必死でした。
「また会える」という思いを繰り返し思い描いて・・・
 
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Sanatorioの前を出発したのは予定を大きく過ぎた10時半過ぎ
更にお世話になった日本語小学校(=日本人会)の前で最後に子供たちと日本人会職員さんにご挨拶。
 
小学校低学年の生徒みんなに混じって、最後の記念写真
 
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長女と次女は最後に同級生に会えてとてもうれしそうです。
 
妻と子供は日本人会のランドクルーザー、私は荷物と放射線技師R(兼運転手)とともに救急車に分乗。
先に動き出したランクルの窓からうちの娘たち(①②③)が身を乗り出して
「さようなら~ビックリマークさようなら~ビックリマーク」って絶叫し、車が走る横を小学生の男の子たちが全力で走って追いかけてくる姿を見て、涙がこぼれ落ちそうになりました。
 
子供たちにとっても大切な出会い、大切な別れになったんだな~
またいつかここに子供達と帰って来よう!!
 
先発したランクルは真っ直ぐLa.の町を後にしましたが、Rに言って救急車だけ最後のご挨拶。
いつも(さっきまで)遊びに買い物にとお世話になって、家族ぐるみで付き合ってくれたT商店のパパさんに。
店番の時間帯で、みんなと一緒の見送りに来れなかったと聞いていたので・・・
 
お店の前でちょうど出ていてくれたパパさんに、涙が出そうなのをこらえながらご挨拶をして、遂に私もLa.を後にしました。
 
時刻はほぼ11時。
予定を1時間もオーバーしましたが、皆さんとまた逢う日まで、しっかりお別れ出来て、悲しいけどすごくうれしさを感じました。
 
アスンシオンまで380kmの道
追い込まれた(勝手に追い込んだ?)引っ越し準備で張りつめた空気から解放され、運転するRの隣でPermisoを貰ったとたんに爆睡ぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅ
 
寝ずのCasinoと作業が聞いて、アスンシオン近くまで寝たり起きたりでず~っと過ごしてしまいました。
 
夜5時ころに市内に入り、今回の帰国旅行をお願いした旅行会社のAさんとこに寄ったりして、ホテルに入ったのは夜も暗くなった7時近くでした。(ちょっと迷って・・・汗
 
アスンシオンでは帰国前のご挨拶に伺おうとしたら、逆に大使ご夫妻に日本大使館に招待されまして、行ってきました、大使館。
 
各国の大使館が並ぶアスンシオンの目抜き通りAvenida Mariscal Lopesに面し、塀の外からは想像できないような広々とした空間が中に広がり、その奥に大使公邸があります。
以前、La.を訪問された時から存じ上げていた大使ご夫妻は、とても気さくなご夫婦で、アスンシオンに来たら寄って行くように声をかけていてくださいました。
 
再会を喜び、帰国の話をお伝えすると、今回の帰国を「大変残念」がって頂きました。
 
お抱え料理人がこの日のために用意してくれたメニューがテーブルにあったりして、まるで日本のフランス料理屋に来た気分。
おいしいお料理とたのしいお話はあっという間に過ぎてしまいました。
(写真はカメラが壊れたので後日・・・貼れるかな?)
 
ここでも、パラグアイに来ていろいろな人達に出会って、助けていただいたな~と実感しました。
 
いよいよ帰国旅行が始まったので、明日からも気を引き締めて最後まで・・・
元気に日本の地を踏みたいと願っています。