難しい経済問題も分かりやすく解説してくれる、敬愛するMACさんのブログに驚く話が載ってました
60歳未満で死別した人の遺族厚生年金を、子供が18歳成人を迎えた翌年から5年で失権させる方向で議論しているそうです
遺族年金の支給が有期5年になるという噂は聞いたことがあったものの、冗談かと思ってたら。。。こんな大事なニュースをオリンピックの裏でしれ~っと出していることにびっくりです。
ざっくり考えて、26歳位で結婚して30歳で最後の子供を産んで死別したとしたら30歳+18歳+5年間⇒53歳を超えたら無年金となり、自分の老齢年金が貰える65歳(70歳や75歳になってる可能性も)までは働くか貯金で糊口を凌げ、ということか
男女差の是正というおためごかしも、うんざりです
女性の有職率が上がったと言ったって、半数が非正規雇用かと。
仮に正規雇用だとしても、低賃金の業種の方も一定数居るはず
女性が正社員で責任ある仕事を持ちながら子供を育てるって、よほど理解のある会社でない限り、かなりのハードモードって、厚労省の役人や審議会の委員たちは理解してるのかな?
しっかりした奥さんや秘書が付いてそうだし、自分の娘が育児と仕事に孤軍奮闘するようなことも無くて想像できないのかも←偏見です
女性に、働き続けろ、子供は産め、ってどんだけ女性に要求するんだ?
さらに、30代前半とかならまだわかるけど、一旦仕事を辞めた40過ぎの女性が生活するのに十分な給与が貰える職にありつけるのはなかなか厳しいと思う
いわゆる就職困難者(高齢者や障碍者、母子家庭の母)を雇用した場合の助成金目当ての中小企業に雇用されても、その後がどうなるのか不安もある。
それなら、旦那さんを亡くした女性を旦那さんの勤務先企業に雇用する義務を課すとか(※)、役所の職員として優先的に雇用する制度を確立させるとかやってほしい。
そうなったら(人件費や人員配置の問題もあるだろうから)企業側から猛反発喰らって政府も考え直すかも
※ そういう雇用制度があった会社を知ってるし(但し、その後大規模なリストラあったから現在その制度が残ってるかは不明)私も話がありました。非正規で働いていたら飛びついたと思う。
アメブロには死別で頑張ってる女性を何人も見かけるし、ブログを続けられる時点で多少は気力体力時間の余裕があって何かを伝えたい気持ちが強いのでは?と勝手に想像してます。(個人の感想です)
でも世の中そんな恵まれた、パワーのある女性ばかりじゃない。
その死別ブログだってあまり暗い話ばかり書いても、と思うからあそこに遊びに行った等明るい話題を上げているけど、心の奥底では悲しみややるせなさに耐えているのだよ他の人もそうだよね?
ホント、旦那を亡くして、必死で子供を高校卒業させてから(さらに大学等でお金が掛かると言うのに)5年で遺族年金まで打ち切られるなんて、何かの罰ゲームでしょうか?
自分、そんなに悪いことしたかなあ?
遺族厚生年金が早く終了するなら、もしもの時のために保険に入っておこう、家を買って団信を付けておこう、って一部の業種を儲けさせるだけな気も。
子供を産んでも成人するまで両親元気で無事に育て上げられるか不安になって少子化も進むだろうし、いっそのこと生活保護の方がマシって考える人も出てくるでしょう
弱いところを狙い撃ちすんじゃなくて、他にもっと削れるところあるだろ~まずは税金の無駄遣い(過剰な議員歳費等)を削ってから話を持ってこい~と思いました
救いは、制度の完全移行まで20年くらいは段階を踏み、5年間の有期給付についても増額する方向の配慮措置はありそうな点。
国が頼りにならん、って予め分かっていればある程度対策も取れるだろうし。
私自身はどうやら逃げ切り世代だけど、自分の娘や息子、(いつか生まれるかもしれない)孫の将来を考えたらもろ手を挙げては賛成できない。
私は知識も知恵もないから政治的な話は出来るだけ避けていたし、的外れな意見を言ってるかもですが、今回は呆れかえりました。
あの人👓ろくなことしないなあ
まさに異次元の少子化対策だわ
長くなったので続きます。