【ねんきんネット】から年金支払に関するメールが届いていたのでメールねんきん定期便を確認するとともに、ねんきんネット上で将来の年金見込額の試算をやってみました。

 

ねんきんネット上では遺族年金額は表示されないので、あくまで参考値。

 

専業主婦から40過ぎて正社員になった私の老齢厚生年金は現時点で年額約45万円札束

 

そして、私が65歳以降に貰える年金は計算式が3つある中でほぼ確定しており、私自身の老齢基礎年金額と、旦那が働いてくれた比例報酬部分に連動する遺族厚生年金額の合計額となります。10万台前半です。
 

あれこれ数値を変えて試算してみると、今と同じ条件(給与)で働き続ければ66歳位でようやく多少年金額が増え始めるようですが、今の収入は恐らく人生マックスで、それが66歳まで続くなんて無理ですタラー

 

ということは、今毎月払っている厚生年金保険料は、将来の私の年金額を増やしてくれるものにはなりません。言葉は悪いけど、掛け捨て?

 

また、65歳以降は自分の年金が優先充当なので、まずは自分の老齢厚生年金(課税)が支給され、後は減額調整された遺族厚生年金(非課税)の差額が支給される形となります。

 

つまり、総額は変わらないのに、厚生年金を払い続けると内訳の中の課税部分(老齢厚生年金)の割合が増えて非課税部分(遺族厚生年金)が減っていくので、働き続けることで逆に老後の手取りが減る可能性があります。 

私の例では月3千円位の減額で、働くモチベーションが下がる人もいるでしょう。

 

だからといって、厚生年金を払わずに国民年金にすると、国民年金も一人16,590円と高く、さらに扶養という概念がなくなるので健康保険料も子供2人分を追加で支払う必要が出てきます。

 

なので、働ける場所があってお給料を貰えていることに感謝し、遺族年金を頂けていることの恩返しも兼ね、60歳までは厚生年金を払い、その後は国民年金に任意加入し老齢基礎年金を満額受給できるように調整する方向で考えています。

付加年金はイデコと併用する場合掛け金が減るらしいので、要検討。

 

というわけで、60歳過ぎても働いていかねば👍

 

なお、遺族年金を貰っていると、今話題の繰り下げ受給は出来ません。

萩原さんや横山さんの節約本で必ずと言っていいほど紹介されている年金繰り下げ受給。

 

年金が増えることで税金や社会保険の負担が増えるし、損益分岐点の計算も必要ではあるものの、 70歳で42%up上矢印75歳で84%up上矢印上矢印はデカい!

長寿家系の私は繰り下げよう!!と意気込んでいたのに、調べたら対象外でがっかりです。  

 

なぜ、対象外なのかが理解できませんえーん

一人一年金が原則だから、って理由になってないですよね?

遺族の老後保障を優先?(いや、だから他の収入見込みがあるから、年金はしばらく受け取らないと希望してるのだよ)

 

子供達に迷惑を掛けたくなく、老後の年金受給額を少しでも増やしたかったのですが。

 

障害基礎年金受給権者は繰下げ可能らしいし、妻が夫並みかそれ以上に稼ぐ共働き世帯も増えてきている昨今、受給権はあっても65歳以降は遺族厚生年金を受け取らないご自身の老齢厚生年金を受給する)世帯も増えてくるでしょうから、せめて遺族厚生年金の計算に影響しない老齢「基礎」年金部分については、遺族年金受給権者も繰下げ受給を認めて欲しいです。

 

我々も家計の引き締め頑張りますが、政治家や学者さん達ももっと議論してください~びっくりマーク

 

それにしても、老齢「基礎」だの、老齢「厚生」だの、色々あって混乱しますうずまき

備忘録なので、理解が間違ってたらごめんなさい!