余市で開催された「宇宙人」のミーティングに参加してきました。(笑)
http://emer140.jp/aquarius1521

宇宙規模で何かが変わる、そのように感じている人たちが集まりました。

人それぞれ感じているテーマは異なりますが、
共通しているのは今年から来年にかけて「何かが起こる」と。

私は、素粒子論の立場からの参加ですが。。。
宇宙論の世界では、2003年がターニングポイントでした。
ハッブル宇宙望遠鏡その他のデータ解析から、宇宙の年齢が137億年と確定され、
私たちが確たるものと信じて疑わなかった物質(原子の)世界が、宇宙の4%でしかない、
ということが明らかにされたのです。

残る宇宙の96%は何でできているのか?
・・・定規で重さが量れないように、「新しい物差し」が発見されない限り、
いまの私たちには分かりません。
たぶん、「次元」という物差しだろうと私は思うのですが。。。
太陽光パネルの米エバーグリーン・ソーラーが破産申請―中国勢に押され
ウォルストリートジャーナル日本版の記事です。
http://jp.wsj.com/Business-Companies/Technology/node_290873

マサチューセッツ州に本社を置く太陽光パネルの中堅メーカー。
ニュースによると、この工場では800人の雇用が確保されていたようですが、
中国製品の低コストに勝てなかったようです。

環境にやさしく、地産地消できれば、雇用創出もできるし申し分ないのですが、
工業製品には、コストという大きなハードルが立ちはだかります。

コストの多くを占める人件費が、中国はアメリカの15分の1。
これでは太刀打ちできません。

円高リスクを回避するために、日本の製造業も、どんどん海外に生産拠点を
移してしまっています。
働き手がいない(少子化)、働く場所がない(空洞化)、という負の循環です。

コスト競争に巻き込まれない製品、何かないものでしょうか。。。
村山斉著「宇宙は本当にひとつなのか」(ブルーバックス)
http://www.amazon.co.jp/dp/4062577313/

私の師匠の新刊です。

村山先生は、素粒子物理学の世界的な研究者ですが、
ひょっとすると宇宙はひとつではないかもしれない(多元宇宙)であるとか、
宇宙の96%は見えないモノでできているとか、
興味をそそる研究が少し進んだようです。

<著者からのメッセージ>
宇宙はわかってくればわかってくるほど、さらに大きな謎が出てきます。この本ではまず、あまりにも大きい宇宙の大きさを少しでも実感できるように、地球から少しずつ離れ、太陽系、銀河、銀河団、と大きなものを見ていきます。そこでまず出会うのが暗黒物質。これがなくては星も銀河も私たちも生まれなかったのです。さらに遠くへ、つまり過去へと遡っていくと、宇宙の膨張を加速して引き裂いている暗黒エネルギーに。これが宇宙の運命を決めています。
この暗黒物質を説明するために真剣に議論されている異次元、そして暗黒エネルギーを説明するための多元宇宙。宇宙には目に見える3次元の空間だけでなくさらに異次元の空間があり、しかも宇宙そのものがとてつもない数、試行錯誤でできたのかもしれないというのです。
宇宙をわかりたいと飽くなき挑戦を続ける研究者たちの最新の考え方をご紹介します。
セルンは、日本と欧州共同による「ASACUSA」実験が開始されたと
ネイチャーに発表しました。
http://public.web.cern.ch/public/

反陽子の質量をこれまでにない高精度で測定しようというもの。
宇宙の成り立ち、そして消えた反物質の謎に迫ろうという実験です。

東大の若き研究者 堀 正樹 博士が映像で解説してくれています。
http://cdsweb.cern.ch/record/1371017

世界の経済はボロボロですが、一方でこのように夢のある実験が、
確実に進んでいます。

カンバレ ニッポン
ガンバレ 堀先生


でも、なぜ、「アサクサ」なんだろう(笑)
日銀の為替介入でバタバタしていた4日午後3時ごろ、
太陽フレア(噴出)があったようです。
噴出といっても、地球を100個並べたぐらいの巨大なものです。
それも地球に向けて。
http://swc.nict.go.jp/contents/index.php

約30分後には、地球に大量の高エネルギー粒子(主に陽子)が降り注いだ模様です。
この高エネルギー粒子は地球の磁力線に沿ってらせん状に進み、両極の地球上層の大気粒子に衝突し、イオンを産生させ、さらに宇宙からの放射線を増加させます。

つまり、本日午後3時半ごろ、普段より大量の宇宙放射線を浴びた可能性があるわけです。
脱原発は重要だと思いますが、
原発を止めたからといって被爆がゼロになるわけではありません。
これまでの核実験により放出された放射性物質、
自然界にもともとある放射性物質や宇宙放射線からの被爆を常に受け続けているのです。
考えようによっては、
そのような外部被爆と何万年も戦って勝ち残ったのが今の私たちですから、
打ち勝てる能力が備わっていると思うのです。

怖いのは、汚染牛を食べてしまったような場合の、内部被爆。
これは人類が遭遇したことのない新しい敵です

エステーが安価な家庭用放射線測定器を発売するそうです。
http://www.st-c.co.jp/topics/2011/000387.html

その数字に右往左往することのないように祈ります。