【収益目的による列車内撮影禁止!YouTuberを対象にしたものだが…既存マスコミや鉄道雑誌も例外なし!JRが現場取材拒否?】鉄道ジャーナルの記事の質が低下の件について

 

 

 

↑JR北海道の公式サイトによると、「列車内や駅構内の撮影は出来ますか?(映画・ドラマ・CM・SNS・動画共有サイトへの投稿など)」と言う質問に対して答えはこうだ。
「個人の営利活動における駅や列車内など弊社の保有する施設内での各種撮影はご遠慮をいただいておりますが、法人としての撮影でしたら内容によりご相談をお受けすることが可能です」とある。
 
同じ質問でも「~(収益性のある動画共有サイト投稿など営利活動を除く)」と言う場合はこうだ。
「収益性のある動画共有サイト投稿などの営利活動を除いた個人的な趣味等での撮影については、安全上の問題がなく、他のお客様のご迷惑にならなければ、特に禁止をしているということはございません。
列車の運行に支障をきたすような行為(運転中の列車に向けてのフラッシュの使用、ホームでの脚立の使用、立ち入り禁止区域での撮影など)や列車運転中に運転の妨げになるような撮影行為(運転席近くでカメラ本体から光を発する、運転室内にカメラを入れての前方撮影など)はおやめください。
また、他のお客様との間でトラブルになるような行為にも、十分ご配慮いただきますようお願いいたします」とある。
 
実はこのような記述は他の鉄道会社でも存在し、私が確認した範囲ではJR東日本やJR九州にもあった。いずれも公式サイトの「よくあるご質問」の中にこの質問と答えが書いてある。
 

【旅行の記念に・趣味目的で撮影するならば問題ない。但し列車の運行妨害(フラッシュ撮影・線路内立ち入り等)をやらない・プライバシー配慮が出来れば】

 
鉄道写真撮影そのものを禁止しているわけではない。
そもそも車両や駅や線路は鉄道会社と言う私企業の私有資産である。フツーの会社であれば許可も無く、私有資産を撮影するのは原則禁止と言うのが暗黙のルール。鉄道は軍事物資の輸送等の目的で「軍事施設」と見られることが今でも多い。戦争状態の国や社会主義国を中心に、車両や駅と言った「鉄道そのもの」が撮影禁止で、撮影したら逮捕も当たり前である。
しかし、日本ではそんな状態ではないし、そうなった時は「平和な国」とは言えない情勢と言って良い。「平和憲法」がある中でその情勢になる事は現実問題として非常に考えにくい。
そのため今の日本では鉄道撮影については「自由に行って良い」となっている。但し列車の運行妨害や利用者等へのプライバシー配慮をすればと言う前提条件は付きながらも。
 

【プライバシーの問題】

問題になるのは「撮影後の取り扱い」についてである。昔は「マイコレクション」としてアルバム等に収納すればそれで終わりで、中には雑誌や書籍等への投稿で公になる程度であった。
しかし、今やネットで誰でも簡単に公にする事が出来る。スマホで撮影すれば、即座に公に出来る。公にした画像が即座に多くの人に伝わるという既存マスコミ以上の速報性を持ち合わせる。端的に言えば「スマホとSNS(X・インスタグラム・Facebook等)のせい!」である。
プライバシー(個人情報)の侵害はネットが普及した頃から指摘されていた問題だ。撮影者は意図して人を撮影していなくても、偶然写り込んだ人が自分の許可も無く、勝手に他人のSNSページ等で公にされるのは非常に気持ち悪い。自分の行動や姿がわかってしまうと言うのは嫌だと思う。
この事はマスコミでも言える話で、街頭撮影した通行人がそのままテレビ(番組形態はどうであれ)で放映されるのは…気持ち良い気分ではない。その種の苦情は昔からテレビ局に来ていたのだろうが、2020年前後からコンプライアンス等の問題もあり非常に厳しくなり、ニュース速報でもない限りは本人から許可を得ていない人は、最初から放映しないか、放映するならばモザイク処理するようになった。
これはテレビ局と言う企業だからできる事で(それをやらないと企業姿勢を問われる問題となる・無視すれば今後生き残る事は出来なくなる世の中だ)今の時代当然求められる「倫理観」と言えよう。
しかし、これが個人だったらどうなるか?…これは完全に各個人の判断に委ねられる。プライバシー侵害云々と言われた所で、「モザイク処理が面倒」「ノーカットで公開したい」「プライバシーなんて関係ねぇ!」と考える者も居る。例えば鉄道系YouTuberスーツ(藤田ね)に至っては視聴者数が多いにも関わらず、2021年頃まで偶然映り込んだ利用客はモザイク処理は一切していなかった。視聴者からの苦情が多くなり、いやいやモザイク処理を始めたようだ。
今やプライバシー・個人情報については非常にシビアで、その取り扱いを誤れば(情報流出等)企業の倒産にもつながる問題だ。
個人レベルでも然りで、撮影者(投稿者)が特定出来ればその者を相手とって裁判(プライバシー侵害等)だって出来る。その場合裁判では負ける事が多いのかと思う。そうすれば撮影者(投稿者)は「謝罪と賠償」となるのだ。もうそうなっている事をしっかりと認識しておくべきである。
 

【列車の運行妨害をしない事】

簡単にしか書かないが、それは当然の事である。列車に向かってフラッシュ撮影しない、線路内は立入禁止、ホームでは黄色い点字ブロックの外側を歩く(厳密に言うと黄色い点字ブロックを踏まない)、発車ベルを勝手に鳴らさない(主にJR東日本管内)などである。
「線路内立入禁止」はグレーゾーンの所もあるが、要は私有地(その線引きが難しい事も多いが)に入らない、バラストに足を踏み入れない、踏切の内側(線路側)には入らない、レールの真横に立たないなどである。「ええ写真」はその事をしっかりとクリアした上で迫力のあるものを撮っている。
 

【旅行の記念に・趣味目的ならば】

上記の問題をクリアした上であれば、鉄道撮影は何ら問題ない。旅行の記念に何人も一緒に写る事はあろう。ただそれは旅行した人全員が「自分は写っても良い」と承諾した上で撮影しているはずだ。仮にそれをSNS等に公の場合も、承諾の上で行っているのが当然である。その承諾が取れない人だけモザイク処理かそもそも公にしないか。但しそれでも「常識の範囲内で」と言う条件は付いて来る。
趣味目的であれば、「形式写真」と言う具体的な車両番号(モハ××-××××)を記録する目的とか(それは余程の鉄道マニアがやる事だが)、サクラと列車、風景と列車、駅と列車、鉄道施設そのもの(橋・トンネル・架線・線路配線・レール・マクラギ等)、車両単品…などいろんなバリエーションがある。要するに自分が好きな構図で鉄道撮影するには問題ないという解釈なのだ。
 

【その上で収益化しない】

事が条件である。公にして誰かから「掲載料」「原稿料」「広告料」「出演料」等の名目で金銭を受け取る事は禁止としている。金銭の額の大小の問題ではない。1円も受け取るな!と言う事だ。1円でも受取ればそれは「収益化した」とみなされる。
なのでアメブロでさえもそう簡単には書けない時代になった。とは言ってもアメブロの場合、個人的な日記の延長のような物なので、トップブロガーでもない限りは実際の金銭を受け取る機会も少ないし、極めて少額(1万円も無い)なので大きく問題にされる事でもない。そこまで制限をJRが始めるとそもそもコントロール出来ないし、今の時代はそんな事を言っても「言う事を聞く人」なんて誰も居ない。特にZ世代は。
さらにこの点を業界関係者に聞くと、鉄道施設外(沿線の公道などから)撮影したものを商業誌や収益目的のYouTube等のネットに公開した場合は「そこまで規制できない」とのこと。つまり何が何でも収益目的による鉄道写真撮影禁止と言う事は出来ないという事だ。

【最初から収益目的であれば許可が無い限り、JRをはじめ鉄道会社は撮影自体を禁止する方向である】

今やそのような方向に傾いている。鉄道系クソYouTuberスーツ(藤田ね)みたいに、視聴者数が多くフツーに1本動画投稿しただけで50万、100万と視聴される場合、それは「儲かる」「ええ商売」である。YouTubeの仕組みに云々…についてはここでは言及しない。直接的な解釈をすれば、スーツ(収益化しているYouTuberならば誰でも)がプライベートでフツーに列車内や沿線で鉄道撮影して公にする事自体が禁止である。公にしなければ特に問題ない。公にしたいならば「広報を通せ」と言う話で、その場合はもちろん広報担当者への対応は概ね有料である。むしろ鉄道会社側がスーツ等のYouTuberに対して出演料を支払い自社の宣伝をする「案件動画」を出す始末で、その手のものに消極的だったJR東海ですらこの有様である。
これは既存マスコミ(テレビ番組・鉄道や旅行雑誌等)であっても例外ではなく、昔はテレビの旅番組で列車内の描写が放映されるのは、それこそが番組の面白さ(魅力)であった。
しかし、JR東日本は2020年頃から、JR西日本は2021年頃から列車内における既存マスコミの撮影や取材を原則禁止した。西日本は広報担当者同行が条件(有料)ならば、JR北海道(と確かJR九州)は子会社と一緒に制作ならば(もちろん有料)可とした。JR四国は特にそのような事はないらしい。JR東海はかなり昔から(遅くても2003年以前から)原則禁止である。
また最近は従業員の個人情報保護を目的に、駅員や乗務員、担当者(主に非現業職)の氏名や立場を公表する事も禁止の傾向だ。JR東日本のように名札に役職名すら書いていない会社だって現れている。
 

【その上で鉄道ジャーナルの記事の質が低下。JRが直接取材を拒否?!ライターが足で稼いだ情報をまとめて記事にしたものが目立つ。客観的な裏付けが乏しいものも目立ちだす】

 
4000文字も書いた非常に長い前置きだった。ここからが本題。とは言ってもまだ4000文字はある。
鉄道ジャーナルと言う老舗鉄道雑誌を20年以上毎月欠かさずに定期購読している。ここ最近(2023年以降)の記事の質が低下していると感じる。2020年6月号まではJR現業機関(駅員・駅長・乗務員・列車区・車両区・車両工場等)を紹介する記事は多数あった。それが「鉄道ジャーナルの十八番」とも言える記事であった。当然の事ながらJR各社の協力が欠かせない。
昔は取材するためのコスト(鉄道ジャーナル社が支払うコスト)がどれだけだったのか知らないが、恐らく国鉄時代は無償だったのだろう。それがJR発足しても「なわなわ」に無償だったような気がする。
それがCOVID-19でJRも収益が悪化し取材対応は無償から有償に切り替えた所が多いと思われる。それに加えて鉄道会社のセキュリティ強化(表向きにはテロ対策と言うが)、従業員の氏名や立場を安易に出すべきではないという「時代の変化」、列車内や駅構内だと利用者が写り込んでしまうので、既存マスコミと同様にプライバシー侵害の問題が出てくるし、トラブル発生もさせたくない…と言う思惑で鉄道ジャーナル編集部はJRへの直接取材を控えるようになったのではないか。そうする前にJRが直接取材を拒否?!するような感じにもなっている。それは有償であっても。
 
鉄道ジャーナルの誌面の変化として、2020年8月号頃まで(JR東日本E261系まで)は、鉄道会社の製造部門の人が書いた車両の構造説明と設計図は新車が登場する事に掲載があった。しかし、これ以降この種の記事が事実上消えた。新車が出る場合は編集者による文章による要約説明に留まる。その場合、読み手(我々読者)としては車両の基本的な構造が理解できなくなっている。細かな構造説明や設計図があってこそわかる事も少なくない。専門性が高いので、難しい内容であるのも確かだが、新車の構造をしるためにも絶対必要な情報で「鉄道専門誌」と謳う以上は掲載するべき情報である。要約説明だとプレスリリースからの引用であったり、編集者個人の主観や感想に基づくものが目立つ結果で、編集者自体が車両構造に精通していないとそれは情報としてかえって不正確になる。
では鉄道会社が新車の構造説明と設計図を公表しなくなっているのか?と言うとそうでもない。別の鉄道雑誌(鉄道ファン・鉄道ピクトリアル等)には今でもしっかりとあるし、私が鉄道友の会の行事で撮影会を行った際に「お土産」として非売品の車両カタログや設計図をもらう事が通例となっている。中にはそういうものを作らない社も少なからずあるが(主に中小)、JRや大手はそういう物を使ってしっかりと宣伝して、その車両(=列車や路線)の集客につなげたい狙いがあるのは言うまでもない。
これは単に鉄道ジャーナルの編集方針の変更で掲載しなくなっているだけの理由である。それは読者の要望なのか?編集部の考え方の変化なのか?紙幅削減の一環なのか?は知らない。鉄道ジャーナル自体は値上げ(1冊1200円、昔は1020円や980円だった)しているが、その分誌面の構成は薄くなっている(ページ数が減っている)。
 
取材した時の内容も客観的な裏付けが乏しいものが目立ちだしている。そもそもJR(対外的な窓口は第一に広報室、第二に関係部署だろうが)に直接問い合わせていない。各社・各機関のプレスリリースを引用した内容を参考に「上手く書き換えている」内容が目立ち、役所の公的データ(統計など)を使う事もあるが、関係者にしっかりと話を聞かずに主観・推測・待望論・個人的な感想だけで記事にしている事が最近目立つ。それに関しては種村直樹氏が居た頃からそれなりにあったが、それでも関係者にはしっかりと話を聞いていた。
今や鶴副編集長や鉄道ライター土屋武之氏・岩成政和氏による「個人的な知識の品評会」状態になっている。それだと客観性もクソも無い。2024年5月号の土屋氏の北陸新幹線敦賀開業時のダイヤ記事は非常に酷いもので、2023年12月にプレスリリースされた時刻表を基に、開業前の利用状況(実際に乗った上での・要は過去の経験上)から推察されるものをそのまま記事にしていた。こんなのは商業誌としては終わっている。品質が低い。並の鉄道マニアならば誰でもこれ程度の品質の記事は書けてしまうという「駄作」であった。本人はこのブログ見ていないのだろうが。また同号の副編集長による越美北線の記事も同様で、実際に1本列車に乗って利用状況の描写、地理的な説明とただそれだけである。情報としては新鮮味とか裏描写がなかったのが残念であった。
さらに2024年6月号の「没落のメインライン~東海道本線熱海~浜松」の岩成氏の記事も地元民としてなんか納得出来ない内容が目立つ。まず誤植が多い事。80ページ「静岡鉄道の主力バス事業を静鉄ジャストラインと言う別会社に…」とあるが正確には「しずてつジャストライン」、同じページには「駅ビルsenova(セノバ)となっている」とあるが正確には「cenova」(写真の掲載があるのになぜ間違えを見抜けない!?)である。
81ページには「2024年度中に静岡地区の211系が全廃と報じられた(2024年1月25日付け交通新聞の記事による)」とあるが、これについては複数の業界関係者に話を聞くと「むしろ正式レベルで発表している内容」との答えだった。
さらに313系300番台が大垣から静岡へ転属となったが、この号が発売開始の時点で営業には就いていない。それなのに編成番号が「K」になったと堂々と書いてある。その旨はJR東海は公式発表していないはずだ。これはX等のSNSの目撃情報が主体でそれを鵜吞みにし(特に裏付け取材するわけでもなく)そのまま「商業誌」の記事として作り上げてしまう事は…ハッキリ言って終わっている。それならば「K」編成になった事が明確に分かる情報源をしっかりと書くべきことではないか?
この号でも簡単に読んだだけなのに、文句を言いたい所が多々あるが、そもそも鉄道ジャーナル編集部はライターから投稿された記事を単にコピペしただけなのでは?表現方法や誤字脱字チェック・事実情報の確認・英文ならスペルチェックをしっかり行うもので、これが「関所」となり一般人の記事寄稿は難しいもの(仮に鉄道ジャーナル編集部に私が記事を投稿しても却下される)と思っているが、記事のクオリティーをみれば「こんなもんか」と思ってしまうので、結局は特定のライターや写真家の物しか使わないののでこの人たちに対して「忖度」しているようにしか見えない。少なくても鉄道マニア全員参加型とは言えず(鉄道ファンや鉄道ピクトリアルはその傾向)、特定意見の押し付けであれば、昔はそれでも通じたが、多様性の時代である今では通じない。編集方針事態を大幅転換するべきである。
また特集もマンネリ化しており、JR西日本新快速、直通運転、首都圏や近畿圏の私鉄、北海道ばかり。例えばこれが名古屋~豊橋・岐阜・四日市の輸送、岡山~高松、長野~松本、静岡~浜松、群馬、新潟、仙台~東北各地、岡山や広島~中国地方各地、九州(特に南九州)、四国、まるごと名鉄特集などなど地方の鉄道についてはトコトン興味がない。こういうのも定期的に取り扱うべきではないか。
 
鉄道雑誌は今までは、直接JR・私鉄各社に問い合わせて、それを基に記事にして読者に広く知らせるのが魅力だった。しかし、こんなにも「規制」だらけで問い合わせを拒否はしていないが、答えは表向きの当り触りない内容が目立つようになっている。例えばJR東日本だと駅組織+乗務員組織の合体=統括センターなるものが出来ているが、例えば車掌が「担当は木更津統括センターの〇〇でした」と放送された所で、一般客にとっては「何それ?」と思ってしまう。では「統括センターとは具体的にどんな仕事をしているのか?」と言う事を昔の鉄道ジャーナルだったら現場取材して誌面にしていたはずである。
しかし、今やそれすらも許されないというのは、セキュリティや個人情報保護を盾にしたある種の「閉鎖社会」状態となっているのはいかがなものか。Wikipediaを見れば大まかな情報は出てくるが(情報源が誰かは不明としても)、具体的に何をしているのかについては社員でもない限り知らない。だからXでは変な噂が多い。「例えば運転士だと1日目は運転業務、2日目は車掌、3日目は駅員で改札業務、4日目は事務所で事務仕事、5日目やっと休みと畑違いの仕事を毎日こなしているから、最近のJR東日本は意味不明な事故が多い!社員はみんな会社に不満がある。現場は疲弊している。だから退職者も多い」と書かれる始末である。この事が本当かどうかは知らんが。
鉄道ジャーナルはそれが昔からの十八番なんだから、組織改正があればそれをしっかりと報じてもらわないと。それがこの雑誌の使命と感じる。
ただ業界関係者に聞くと、鉄道ジャーナルの場合は事前に鉄道会社側に「今回は御社の鉄道について〇〇線と〇〇系の記事を書く。〇〇駅構内の写真(人が写った場合はモザイク処理する)を使う」と通告する事が多いという。その事については特に掲載拒否を要求する事も無いという。他の鉄道雑誌も同様の対応かと思われる。これが個人レベルで活動のYouTuberはそんな事やるわけもなく、JRが収益目的による撮影禁止と言うのは、むしろその人たちの行動を問題視しているのだと思う。
 
無償で取材したいが…有償取材はコスト的に難しい。仮に有償であったとしてもJR側が取材に応じてくれない
これが実態なのであろう。鉄道ジャーナルのクオリティーが低下するのはまだまだ続く。似たようなライターしか使っていないので、決まった見方しか出来ていない。鉄道ピクトリアルのように多種多様なライターで構成している雑誌ほど読み応えがある。鉄道ジャーナルに華があったのは種村直樹氏が居た頃までで、以後は花が枯れた状態になっているのは、読者としては極めて残念である。なんとか出来ないんか!