★景勝地「大歩危」がホームから直接見られる。駅前は最大斜度11%


JR四国 大歩危駅(景勝地大歩危見る)

JR四国 大歩危駅(景勝地大歩危見る)

JR四国 大歩危駅(景勝地大歩危見る)

↑景勝地「大歩危」。これ実は駅ホームから見ているのだ。
「絶景!土讃線秘境トロッコ」終点の大歩危駅から直接見えるのだ。ホームから川沿いに向かって遊歩道になっており、道なりに進めば良い。
大歩危駅は基本的に無人駅なので、入場券を買わなくても入る事が可能だ。
だが、この日はなぜか駅員が2人立っており「特別改札」であった。

JR四国 大歩危駅

↑構内は長い。ホームが切れた先まで長く続いている。

JR四国 大歩危駅

JR四国 大歩危駅

JR四国 大歩危駅

↑ホームには、「ラブラブベンチ」に「かずら橋」。いろんな仕掛けがあった。

JR四国 大歩危駅

↑駅前には商店、スーパー、飲食店がある。駅に入るための道は狭くて斜度がきつく、11%もあった。
大型連休中のため、四国各県や関西地方からのクルマが多く駅のロータリーに入っていたが、ほとんどは道に迷っているようだった。

JR四国 大歩危駅

JR四国 大歩危駅

JR四国 大歩危駅

↑吉野川を渡る橋から大歩危駅周辺を見る。狭い土地に鉄道を通し、集落を形成。特急は止まるが町の規模としては小さい。

★四国のイベント列車の実力③・・・「アンパンマン列車」南風バージョンはJR四国所属車両ではなく、土佐くろしお鉄道所属車

大歩危駅は入線放送が入る事はない。せめてこれくらいは欲しい。
12:53発の高知行き特急「南風7号」に乗る。
時刻表では、「アンパン列車で運転」と書いてあった。





↑5両で到着。最も後ろの5号車は指定席のため、前の4号車自由席に移る。いずれも空席ばかりが目立つ。
高知方の先頭車両は「2130」とあった。
特急車両の2000系なのだが、JR四国だけが保有しているのではない。
2000系の30番台は土佐くろしお鉄道の所属車。
詳細は次回書くが、土佐くろしお鉄道は土讃線の後免(ごめん)から分岐する「ごめん・なはり線」と窪川から続いている「中村線」「宿毛線」に大別出来る。
いずれもJR四国と直通運転しているが、特急は後者のみ。
車内を見ると、天井にアンパンマンとそのキャラクターが描かれている程度で、それ以外は至って普通の2000系だ。

大歩危を発車すると長いトンネル。うっそうとした木の中を通過し、吉野川が真下に。この辺は速度が落ちる。
土佐岩原で岡山行きの「南風14号」と交換し、やや街の規模が大きい多すぎ。対岸は国道32号線が並走するが、曲線連続で複雑な地形が長い距離にわたって続いている。
2000系は「振り子特急」。曲線でも速度を落とす事なく進む。メモをする手帳を座席テーブルに置くと、揺れが大きいため簡単に床へ落ちてしまう。
トンネル内でなぜか分岐。ゆっくりなると橋の上。土佐北川だ。珍しい駅で有名だが、周辺は何もない。
車窓はなかなか開けない。
スイッチバック駅の新改はホームの存在が確認できないままあっという間に過ぎる。
琴平から非常に長く続いた険しい道のりがやっと終わるのは高知都市圏に入った土佐山田であった。
この駅を始発着にする高知地区のローカル列車も多い。人も動き出した。

7回目に続く。