【お断り】2015年7月18日の乗車内容
★東武特急”スペーシア”でおなじみの「きぬ134号」を試す
・・・野岩鉄道の龍王峡からは新藤原乗り換えで鬼怒川温泉へ。
↑土曜日の夕方とあってか観光客が多い。日本人はもちろん、中国や韓国等の外国人の姿も目立つ。
世界遺産の日光とセットで、鬼怒川温泉まで足を延ばす人も少なくないのだ。
↑鬼怒川温泉の駅前は土産物店や飲食店が多数並ぶ。
↑これは何なのであろうか?
↑自動改札となっており、「ゆったり会津東武フリーパス(喜多方)」も投入可能であった。
右側が1・2番のりば。主に浅草行きの特急「スペーシア」が発着。改札に最も近いホームだ。
左側の階段を通れば、3・4番のりば。こちらは会津方面行きである。
↑駅名表の下には、無数の駅名と路線。東武自社線に加えて、乗り入れてくるJR線・野岩鉄道・会津鉄道も含んでいるため、非常に壮大な姿である。
↑車掌用の停止位置確認表示。多種多彩で目が痛くなるほど複雑。
東武車両に加えて、JRの253系、会津鉄道の気動車・・・とさまざま。
2・4等と書いた数字の形が逆三角形なのが気になる。普通の三角形では問題なのであろうか?
↑新藤原方の側線に止まっていたのは、16:45発の1134ㇾ浅草行き特急「きぬ134号」。
ブログを作成している際に何回も間違えた列車名。
「スペーシア134号」と書いており、後になって間違えに気づき修正した。
「スペーシア」は車両の愛称名。「きぬ」は列車名で、「きぬ○○○号」とするのが正しい。
「スペーシア」は、車両形式的には東武100系と称する。
東武では、特急車両は若い数字を与えるのに対して、通勤型車両は高い数字(例えば、50000や60000等)を与える傾向にある。
これは、過去にあった形式名との重複を避けているためだ。
「きぬ134号」は一部の土日祝日のみ運転する臨時列車。
↑「SPACIA」のロゴ。「I」は東京スカイツリーを模している。
「スペーシア」は、数種類の塗装色が存在するため、どれが来るかは乗るまでの楽しみだ。
↑最近では「日光詣」と称するゴールド(金)にした塗装も登場。東武のホームページには、これで運用する列車を公表している。
この日は1本前の「きぬ132号」がそのはずだったが、ダイヤの乱れがあったのか?違う色の編成であった。
↑サボはフルカラー式に改造。ご丁寧に列車名・停車駅名も表示。
車内に入ると、ふかふかなカーペットが床に敷かれていた。上品だ。
特急券の指定された座席は5号車の553番席。
浅草方が6号車でここは個室。次の5号車からが一般席である。
東武の座席番号は以前の近鉄特急と同じく数字で表現。JR線に乗り入れる車両に関しては、JRで使用する座席番号(「3A」等の表記)を”併記”している。
↑車内の様子。座席はふかふかで座り心地は非常に良くて快適。
テーブルはインアーム式。広げてみれば、それなりに大きめ。そこに弁当を載せて空腹を満たしたい所だが、鬼怒川温泉駅の売店で探してみたら、完売であった。
ならば、車販も頼りにしてみたが、時間帯が悪く弁当は販売していないとの事。食事は我慢するしかなかった。
自動放送が搭載されており、日本語に続き、英語、中国語、韓国語と同様の案内がなされる。鬼怒川温泉駅で見たとおり、中国語や韓国語での案内も欠かせない。
中国語や韓国語もLED表示機にスクロールされるが、全く読めない。
中国語には「東京スカイツリー」と表現出来る漢字が存在しないらしく、アルファベットで「TOKYO SKYTREE」であった。
鬼怒川温泉を定刻で発車。鬼怒川線内はやはり線形が悪く特急スペーシア「きぬ134号」でさえ、速度は出ない。
しかも単線なので、新高徳等の交換可能駅では反対列車とすれ違う。運転停車も存在した。
止まっている時間がやけに長いな…と思ったら、反対側からやってきたのは「日光詣」だった。独特なオーラを放ち鬼怒川温泉へ急いだ。
これが約6分遅れたため、以後終着浅草までこの遅れを引っ張る事になる。
モーター音が国鉄型の183・485系等の国鉄特急車両に似ているなと思っていると、奥から線路が増えてきた。下今市だ。日光方面からのお客を迎えて発車。
自動放送には、主な駅の到着予定時刻も放送され、もちろん、英語・中国語・韓国語にも対応している万能ぶりだ。
新鹿沼で多少のお客を迎え、栃木では大きな動きを見せた。
各車両10~20人ずつが乗り込む。これほど乗ってきた駅は他になかった。栃木ともなれば、観光目的よりも出張や買い物等の用務目的が主体になってくる。
車内を一巡してみた。
前述のとおり、先頭の6号車が個室。4区画にお客がいた。
そもそも4人集まらないと使えない。
使おうと思えばそれ以下の人数でも使えるはず。だがその場合人数に対して割に合わない料金を払わないといけないが。
”個”の旅行が主流となった今や利用は少ないと私は思っていたが、実際にはそうでもないようだ。
デッキは広い。客室との仕切りドアは自動だ。
近鉄特急で見られる「おしぼり」のようなプラスアルファー的なサービスはない。
車号は、6号車が105-1、5号車が105-2と、ハイフン以降の番号が逆転していた。
車販も充実していた。弁当こそなかったが、時間帯を反映してか酒やつまみが売れに売れる。専用の販売スペースもあったが、具体的にどんなものを売っているかまでは確認しなかった。
今の時代欲しい設備のWi-fiや電源コンセント。いずれも非搭載。
新型の500系にはいずれも搭載予定なので、この登場を待ちたい所だ。
自席に戻ると台車の横揺れが目立つ。それも変な揺れ方をする。相当酷使されてきたのであろうか?”ガタ”がきているようにも。
スカイツリーラインに入る東武動物公園からは速度が一気に増してきた。東急・東京メトロの両数の長い車両が増えてくると、「東京に戻って来たな」とつい思ってしまった。
春日部には5分遅れて、18:16着。なぜか2・5号車しかドアが開かない。そのため、そこまで移動するようにと促す放送も。なぜだろうか?
春日部から先は複々線区間に突入するため、さらに速度が出る。遅れを回復するかのような走りを見せるが、結果としては回復出来なかった。
次々に大きな駅を通過。北千住到着5分前には、乗り換え案内や忘れ物にご注意と言った自動放送が入る。その後車掌が短く補足的に付け加える。
北千住で約8割下車し、車内は一気に静かになった。
そして、下町差し掛かった頃には、雨上がりの今までに見た事ない巨大な虹が迎えてくれた。
★東武特急”スペーシア”でおなじみの「きぬ134号」を試す
・・・野岩鉄道の龍王峡からは新藤原乗り換えで鬼怒川温泉へ。

↑土曜日の夕方とあってか観光客が多い。日本人はもちろん、中国や韓国等の外国人の姿も目立つ。
世界遺産の日光とセットで、鬼怒川温泉まで足を延ばす人も少なくないのだ。

↑鬼怒川温泉の駅前は土産物店や飲食店が多数並ぶ。

↑これは何なのであろうか?

↑自動改札となっており、「ゆったり会津東武フリーパス(喜多方)」も投入可能であった。
右側が1・2番のりば。主に浅草行きの特急「スペーシア」が発着。改札に最も近いホームだ。
左側の階段を通れば、3・4番のりば。こちらは会津方面行きである。

↑駅名表の下には、無数の駅名と路線。東武自社線に加えて、乗り入れてくるJR線・野岩鉄道・会津鉄道も含んでいるため、非常に壮大な姿である。

↑車掌用の停止位置確認表示。多種多彩で目が痛くなるほど複雑。
東武車両に加えて、JRの253系、会津鉄道の気動車・・・とさまざま。
2・4等と書いた数字の形が逆三角形なのが気になる。普通の三角形では問題なのであろうか?

↑新藤原方の側線に止まっていたのは、16:45発の1134ㇾ浅草行き特急「きぬ134号」。
ブログを作成している際に何回も間違えた列車名。
「スペーシア134号」と書いており、後になって間違えに気づき修正した。
「スペーシア」は車両の愛称名。「きぬ」は列車名で、「きぬ○○○号」とするのが正しい。
「スペーシア」は、車両形式的には東武100系と称する。
東武では、特急車両は若い数字を与えるのに対して、通勤型車両は高い数字(例えば、50000や60000等)を与える傾向にある。
これは、過去にあった形式名との重複を避けているためだ。
「きぬ134号」は一部の土日祝日のみ運転する臨時列車。

↑「SPACIA」のロゴ。「I」は東京スカイツリーを模している。
「スペーシア」は、数種類の塗装色が存在するため、どれが来るかは乗るまでの楽しみだ。

↑最近では「日光詣」と称するゴールド(金)にした塗装も登場。東武のホームページには、これで運用する列車を公表している。
この日は1本前の「きぬ132号」がそのはずだったが、ダイヤの乱れがあったのか?違う色の編成であった。

↑サボはフルカラー式に改造。ご丁寧に列車名・停車駅名も表示。
車内に入ると、ふかふかなカーペットが床に敷かれていた。上品だ。
特急券の指定された座席は5号車の553番席。
浅草方が6号車でここは個室。次の5号車からが一般席である。
東武の座席番号は以前の近鉄特急と同じく数字で表現。JR線に乗り入れる車両に関しては、JRで使用する座席番号(「3A」等の表記)を”併記”している。


↑車内の様子。座席はふかふかで座り心地は非常に良くて快適。
テーブルはインアーム式。広げてみれば、それなりに大きめ。そこに弁当を載せて空腹を満たしたい所だが、鬼怒川温泉駅の売店で探してみたら、完売であった。
ならば、車販も頼りにしてみたが、時間帯が悪く弁当は販売していないとの事。食事は我慢するしかなかった。
自動放送が搭載されており、日本語に続き、英語、中国語、韓国語と同様の案内がなされる。鬼怒川温泉駅で見たとおり、中国語や韓国語での案内も欠かせない。
中国語や韓国語もLED表示機にスクロールされるが、全く読めない。
中国語には「東京スカイツリー」と表現出来る漢字が存在しないらしく、アルファベットで「TOKYO SKYTREE」であった。
鬼怒川温泉を定刻で発車。鬼怒川線内はやはり線形が悪く特急スペーシア「きぬ134号」でさえ、速度は出ない。
しかも単線なので、新高徳等の交換可能駅では反対列車とすれ違う。運転停車も存在した。
止まっている時間がやけに長いな…と思ったら、反対側からやってきたのは「日光詣」だった。独特なオーラを放ち鬼怒川温泉へ急いだ。
これが約6分遅れたため、以後終着浅草までこの遅れを引っ張る事になる。
モーター音が国鉄型の183・485系等の国鉄特急車両に似ているなと思っていると、奥から線路が増えてきた。下今市だ。日光方面からのお客を迎えて発車。
自動放送には、主な駅の到着予定時刻も放送され、もちろん、英語・中国語・韓国語にも対応している万能ぶりだ。
新鹿沼で多少のお客を迎え、栃木では大きな動きを見せた。
各車両10~20人ずつが乗り込む。これほど乗ってきた駅は他になかった。栃木ともなれば、観光目的よりも出張や買い物等の用務目的が主体になってくる。
車内を一巡してみた。
前述のとおり、先頭の6号車が個室。4区画にお客がいた。
そもそも4人集まらないと使えない。
使おうと思えばそれ以下の人数でも使えるはず。だがその場合人数に対して割に合わない料金を払わないといけないが。
”個”の旅行が主流となった今や利用は少ないと私は思っていたが、実際にはそうでもないようだ。
デッキは広い。客室との仕切りドアは自動だ。
近鉄特急で見られる「おしぼり」のようなプラスアルファー的なサービスはない。
車号は、6号車が105-1、5号車が105-2と、ハイフン以降の番号が逆転していた。
車販も充実していた。弁当こそなかったが、時間帯を反映してか酒やつまみが売れに売れる。専用の販売スペースもあったが、具体的にどんなものを売っているかまでは確認しなかった。
今の時代欲しい設備のWi-fiや電源コンセント。いずれも非搭載。
新型の500系にはいずれも搭載予定なので、この登場を待ちたい所だ。
自席に戻ると台車の横揺れが目立つ。それも変な揺れ方をする。相当酷使されてきたのであろうか?”ガタ”がきているようにも。
スカイツリーラインに入る東武動物公園からは速度が一気に増してきた。東急・東京メトロの両数の長い車両が増えてくると、「東京に戻って来たな」とつい思ってしまった。
春日部には5分遅れて、18:16着。なぜか2・5号車しかドアが開かない。そのため、そこまで移動するようにと促す放送も。なぜだろうか?
春日部から先は複々線区間に突入するため、さらに速度が出る。遅れを回復するかのような走りを見せるが、結果としては回復出来なかった。
次々に大きな駅を通過。北千住到着5分前には、乗り換え案内や忘れ物にご注意と言った自動放送が入る。その後車掌が短く補足的に付け加える。
北千住で約8割下車し、車内は一気に静かになった。
そして、下町差し掛かった頃には、雨上がりの今までに見た事ない巨大な虹が迎えてくれた。