弱者と言われる人たちはいろんなタイプがある。

むしろ、弱者でない人の方が少ないと思う。

例えば、ホームレス等身寄りのない人、シングルマザー、低賃金、

ワーキングプア、働きたくても働けない人(病気や就職試験を何回

受験に行っても不合格続き)、自然災害等により安定した住居がない

等々上げればたくさん出て来る。

基本的に弱者と言う立場にたったら自分1人では解決できない。

社会や政治と言った大きなバックホーンがないと解決に進まない。

しかし、実際にはどうだろうか?

バックホーンである社会や政治が弱者に対して冷たい。

何もやらないし、助けたくもないのが本音と言わんばかりの態度が

丸見えである。安倍政権は選挙で勝ちたいために「1回失敗した人が

再チャレンジできる社会を作る」と言うが、普段生活していてそう思った

ことは一度もない。安倍政権に限らない。歴代の政権であっても

全くその点は変わらないのだ。それもそのはずだ。所詮政治家や

役人は「カネと地位」があって、自分たちの生活を守るべく人気ゲーム

みたいな我々にとって聞こえの良い事を選挙の時だけ主張するが、

いざ政権をになったり役所で実務的にやると言う段階になると、

いろんなイチャモンが付いて結局はやらない。

「カネと地位」のある人たちの生活は向上するが、国民の大多数で

ある弱者に対しては何も生活向上対策をやらない。

逆に言えば現代日本は「カネと地位」さえあれば勝ち組。

それがなければ負け組、すなわち弱者なのだ。

「カネと地位」さえあればやりたい放題何でもできるし財産さえ

失わなければ死ぬまで生活に苦労する事は、まずない。

1回でも短時間でも弱者の地位に踏み入れてしまえば、その泥沼

から抜け出す事の出来ぬ社会構造は是正するべきだ。

そうは書いても、やる気がないから実行に移らないのは

わかりきった話だ。政治家に「やってくれ」と言った所で共産党

あたりは話を聞いてくれるかもしれないが、自民や公明では話すら

聞いてもらえないのは明白だ。やるだけ無駄だ。

今やネットによる影響力が大きい。先日も某大物歌手の言動に

ついてネットで批判の嵐。当の本人や所属事務所が謝罪に発展

したがネットがない時代であれば、そこまで悪い方向に話が広がって

いなかったと思う。何が言いたいのか?と言うと、私はブログをやって

いるし、みなさんも自分で意見を発信できるメディアをやっていたり、

掲示版等に意見を自由に書く事も出来る。自分の発信により世論を

作り出す事が出来る。「弱者の生活向上」、「弱者をなくそう」と言う

世論をネット上でたくさん作らないと、政治や社会、財界は動かない。

私も機会があればこのブログを通して、弱者対策のための考えを

今後も披露しておこうと思うが、私1人だけやってもダメだ。

みんなでやらないといけない事だ。

「カネと地位」がある人だけが日本で普通に暮らして行ける

という考えを打破しよう。