★明日10月16日から興津~由比間の不通が解消
・・・JR東海は昨日(10月14日)、土砂崩れで不通となっている
東海道線の興津~由比間について、明日10月16日の初発から
所定のダイヤで運転再開すると明らかにした。
数日後の当ブログで試乗ルポを書くが、興津~蒲原間で運転
している列車代行バスや静岡~新富士間における新幹線の
代替輸送については今日(10月15日)までとなった。
今回のブログでは、土砂崩れ現場の模様を報告するが、
斜面の状態は決して良くなく山の上にある土砂が今にも
崩れ落ちてきてもおかしくないと素人なりにではあるが見えた。
あくまでも”仮復旧”と強調しており、列車の走行は可能になるが、
その他諸々の工事は継続されるので、恐らく現場付近では徐行で
走行するはずだ。
★興津~由比間の土砂崩れ現場を見る
・・・興津駅からは歩いて由比駅に向かう。具体的な距離は
何も調べていなかったので知らず、1時間もあれば着くだろうと
思っていたが、”東海道の親不知”は決して甘くなく、この難所を
徒歩で越えるのに3時間もかかった。
興津の駅前を通るのは旧道の国道1号。今や地域の単なる
生活道路に過ぎず、都市間移動となる現道の国道1号はさらに
海側に行った所にあり、片側2車線のバイパスとなっている。
旧道を由比方面に向かって進むと興津川に差し掛かる。
↑この川に架かる「興津川橋梁」は静岡県内の東海道線の中でも
有名な撮影場所である。旧道・現道ともこれと並走している形で
興津川を渡ると、旧道は現道に合流する。
クルマであれば真っ直ぐと現道を進めばいいが、歩行者はそれが
出来ず、「太平洋自転車道」と称する道に進めと標識が出ていた。
よく見てみると、現道の下り線(名古屋方面)に沿う形で歩道が
整備されておりこれを進めばいいのだが、この時いたのは上り線
側なので反対側に渡らないといけない。
しかし、周囲に信号や横断歩道はなく、横断出来ないように
柵が張り巡らされている。反対側に出るには興津川を渡り
興津駅方面に戻らないといけないのであった。
これだけで約30~40分程度の時間ロスとなる。
↑線路沿いに沿って由比方面に向かって行ける所まで進むと
興津方の本線上では架線関係なのであろうか?工事用車両が
作業をしていた。見る限り興津駅から1キロ程度由比方に進んだ
場所では台風で大きな被害は受けていないようだ。
線路沿いに沿った道も土砂崩れ現場となった興津側のトンネル
入口付近で途切れてしまう。ここから先は”東海道の親不知”とも
称される難所のさった峠(※正しくは漢字だがパソコンでは変換
出来ないのでひらがな表記とする)を越えるとなるが、これは別の
ルートとなるし、ここに進んでしまうと肝心の現場が見れないので
当然進まない。
現道と並走する「太平洋自転車道」を徒歩で進むと上り線側の
路肩には工事用車両が約300m近くに渡り路駐する形で
何台も止まっていた。大規模な工事だと言う事がわかる。
↑この3枚が土砂崩れ現場。大きく山の斜面がえぐられており、
上部の気が残っている部分は地盤が不安定なように見える。
少しの雨で簡単に土砂が崩れ落ちそうにも見えた。
万が一そうなっていも良いように、土砂をガードする頑丈な柵が
線路の目の前に張り巡らされていた。
さった峠周辺の山には過去にもこのような土砂崩れは起こしている
らしく、興津側の山の斜面は全てコンクリートで固めてある所も
あったので、この現場もそうするのかもしれない。
この時は、多くの作業員が土砂の撤去作業や破損した架線柱を
新しいものにする等していたが、すでに複線分の線路がしっかりと
見えており、いつ列車が走っても良いような状況になりつつあった。
現に、明日からこの区間でも列車の運転が再開される。
↑気になったのが、先ほどの現場から少し由比方に進んだ所の
斜面。ブルーシートで覆われている所があり、この辺はわずかだが
土砂崩れを起こしているように見えた。列車運転に支障が出る
レベルではないのか?すでに作業が完了しているのか?
不明であるが、ここも危ない場所の1つとして見つけてしまった。
↑興津~由比間には列車が1本も入ってこない。
本線上に堂々と大きな作業用鉄道車両が止まっていた。
稼働はしていなかったので、稼働するまでずっとここで待機している
のであろうか?
興津~由比間、歩いたら3時間もかかった。このルートだと起伏は
ほとんどないが、こんなにかかるとは思いもせず。
この間に興津~蒲原間を直通で結ぶ列車代行バスを何本も
見るのであった。
3回目に続く。
・・・JR東海は昨日(10月14日)、土砂崩れで不通となっている
東海道線の興津~由比間について、明日10月16日の初発から
所定のダイヤで運転再開すると明らかにした。
数日後の当ブログで試乗ルポを書くが、興津~蒲原間で運転
している列車代行バスや静岡~新富士間における新幹線の
代替輸送については今日(10月15日)までとなった。
今回のブログでは、土砂崩れ現場の模様を報告するが、
斜面の状態は決して良くなく山の上にある土砂が今にも
崩れ落ちてきてもおかしくないと素人なりにではあるが見えた。
あくまでも”仮復旧”と強調しており、列車の走行は可能になるが、
その他諸々の工事は継続されるので、恐らく現場付近では徐行で
走行するはずだ。
★興津~由比間の土砂崩れ現場を見る
・・・興津駅からは歩いて由比駅に向かう。具体的な距離は
何も調べていなかったので知らず、1時間もあれば着くだろうと
思っていたが、”東海道の親不知”は決して甘くなく、この難所を
徒歩で越えるのに3時間もかかった。
興津の駅前を通るのは旧道の国道1号。今や地域の単なる
生活道路に過ぎず、都市間移動となる現道の国道1号はさらに
海側に行った所にあり、片側2車線のバイパスとなっている。
旧道を由比方面に向かって進むと興津川に差し掛かる。
↑この川に架かる「興津川橋梁」は静岡県内の東海道線の中でも
有名な撮影場所である。旧道・現道ともこれと並走している形で
興津川を渡ると、旧道は現道に合流する。
クルマであれば真っ直ぐと現道を進めばいいが、歩行者はそれが
出来ず、「太平洋自転車道」と称する道に進めと標識が出ていた。
よく見てみると、現道の下り線(名古屋方面)に沿う形で歩道が
整備されておりこれを進めばいいのだが、この時いたのは上り線
側なので反対側に渡らないといけない。
しかし、周囲に信号や横断歩道はなく、横断出来ないように
柵が張り巡らされている。反対側に出るには興津川を渡り
興津駅方面に戻らないといけないのであった。
これだけで約30~40分程度の時間ロスとなる。
↑線路沿いに沿って由比方面に向かって行ける所まで進むと
興津方の本線上では架線関係なのであろうか?工事用車両が
作業をしていた。見る限り興津駅から1キロ程度由比方に進んだ
場所では台風で大きな被害は受けていないようだ。
線路沿いに沿った道も土砂崩れ現場となった興津側のトンネル
入口付近で途切れてしまう。ここから先は”東海道の親不知”とも
称される難所のさった峠(※正しくは漢字だがパソコンでは変換
出来ないのでひらがな表記とする)を越えるとなるが、これは別の
ルートとなるし、ここに進んでしまうと肝心の現場が見れないので
当然進まない。
現道と並走する「太平洋自転車道」を徒歩で進むと上り線側の
路肩には工事用車両が約300m近くに渡り路駐する形で
何台も止まっていた。大規模な工事だと言う事がわかる。
↑この3枚が土砂崩れ現場。大きく山の斜面がえぐられており、
上部の気が残っている部分は地盤が不安定なように見える。
少しの雨で簡単に土砂が崩れ落ちそうにも見えた。
万が一そうなっていも良いように、土砂をガードする頑丈な柵が
線路の目の前に張り巡らされていた。
さった峠周辺の山には過去にもこのような土砂崩れは起こしている
らしく、興津側の山の斜面は全てコンクリートで固めてある所も
あったので、この現場もそうするのかもしれない。
この時は、多くの作業員が土砂の撤去作業や破損した架線柱を
新しいものにする等していたが、すでに複線分の線路がしっかりと
見えており、いつ列車が走っても良いような状況になりつつあった。
現に、明日からこの区間でも列車の運転が再開される。
↑気になったのが、先ほどの現場から少し由比方に進んだ所の
斜面。ブルーシートで覆われている所があり、この辺はわずかだが
土砂崩れを起こしているように見えた。列車運転に支障が出る
レベルではないのか?すでに作業が完了しているのか?
不明であるが、ここも危ない場所の1つとして見つけてしまった。
↑興津~由比間には列車が1本も入ってこない。
本線上に堂々と大きな作業用鉄道車両が止まっていた。
稼働はしていなかったので、稼働するまでずっとここで待機している
のであろうか?
興津~由比間、歩いたら3時間もかかった。このルートだと起伏は
ほとんどないが、こんなにかかるとは思いもせず。
この間に興津~蒲原間を直通で結ぶ列車代行バスを何本も
見るのであった。
3回目に続く。