先日の台風の影響で、東海道線興津~由比間にある斜面が
土砂崩れを起こし現在も不通のままである。
このブログを作成している10月13日の時点では、同区間のみ
列車の運転が出来なくなっているが、それ以外の区間では
とりあえずは列車の運転をしている。
それでも、通常通りとは行かず、熱海~富士、興津~島田間では
通常の半分程度の本数となっている。
富士~由比間については、概ね40分/本の運転である。
不通区間については「列車代行バス」の運転が行われており、
運転区間は興津~蒲原(かんばら)間。由比には止まらない。
由比に止まらない理由は、駅前が狭くバスが入れないからだ。
土砂崩れ現場や列車代行バスがどうなっているのか?
確かめるべく、10月12日の日曜日に行ってみた。
★興津発着の列車代行バスを見る
・・・静岡方面からの列車は全て興津で折り返しとなる。
↑興津12:37着の770Mは211系5000番台LL10編成。
折り返し12:42発の771M浜松行きとしてすぐに消えてしまった。
これは所定のダイヤと変わらず、日中は20分おきにこれを
繰り返す。所定と変わらないと言うのは使うホームも。
興津駅は海側に駅舎があり、この前に下り(静岡方面)本線の
1番のりば、その奥に島式の1面2線ホームがあり、上り(沼津方面)
本線の2番のりば、副本線の3番のりばとなる。
興津で折り返す列車は全て3番のりばに入線し、これも所定と
変わっていない。実質的に1・2番のりばは使われていない。
配線がどうなっているかわからないが、1・2番のりばも使える
のであれば、もう少し本数を増やす事も出来るだろう。
日中は20分/本であるが、朝や夜は必ずしもこうとは限らず
私が確認出来た範囲では10~40分/本とかなりのバラツキが
生じている。3番のりばのみしか使えないとなると10分/本は
厳しい。
↑ホームにある時刻表。「沼津・熱海方面」と書いた所が白い紙で
隠してある。列車運行がない証拠だ。
↑改札口付近にはJR東海の背広氏が立っており、「列車代行バスに
乗り換える人は自動改札機にきっぷを入れずに通るように」と
繰り返し大きな声で案内している。案内看板も出ている。
数日後に詳しく書くが、列車運行は実施していなくても列車代行バス
が列車とみなされるため、運賃は通算する事が出来る。
私は、興津~由比間は徒歩移動する事にしたので、TOICAを
タッチして興津までの運賃を支払う。
↑興津駅前は決して広くない。狭い駐車スペースに
「JR列車代行バス」と書いたバスが止まっていた。
車両は山梨県の山梨交通グループの山交タウンコーチの
貸切観光バスであった。代行バスを出している社は意外にも?
山梨県内から来ているのも少なくなく、静岡や富士からも
来ているがほとんどが観光バスを専門としている所。
JR東海の子会社、JR東海バスも数台来ていたが、
静鉄グループや富士急グループと言った興津や由比周辺で
路線事業を営む社のバスは1台も見かけなかった。
車両が用意出来ないのであろうか?
蒲原行きの列車代行バスを見ると、40~50人乗り観光バスの
座席の多くが埋まる。立席利用は出来ないので、満員になったら
次の便を待ってもらう形であるが、概ね1便あたり3~4台程度で
運行している。日曜日の昼間で利用も少なめで乗車を希望する
お客全員があっさりと列車代行バスに乗れた。
↑奥が興津駅の駅舎。駅前はご覧のとおり狭い。
制服を着た駅員(恐らく近隣駅から派遣された助役クラスの方)が
バスや一般自動車の誘導を行っていた。
決して多くの関係者が出ているわけではないが、必死になって
お客の案内から車両の誘導まで、列車代行バスを動かすのに
なんでもやっているのは印象的だった。
私は、興津から由比まで徒歩で向かう。1時間程度で由比に着ける
だろうと思ったが、”東海道の親不知”とも言われる難所は甘くなく
実際には3時間もかかった。
2回目に続く。
土砂崩れを起こし現在も不通のままである。
このブログを作成している10月13日の時点では、同区間のみ
列車の運転が出来なくなっているが、それ以外の区間では
とりあえずは列車の運転をしている。
それでも、通常通りとは行かず、熱海~富士、興津~島田間では
通常の半分程度の本数となっている。
富士~由比間については、概ね40分/本の運転である。
不通区間については「列車代行バス」の運転が行われており、
運転区間は興津~蒲原(かんばら)間。由比には止まらない。
由比に止まらない理由は、駅前が狭くバスが入れないからだ。
土砂崩れ現場や列車代行バスがどうなっているのか?
確かめるべく、10月12日の日曜日に行ってみた。
★興津発着の列車代行バスを見る
・・・静岡方面からの列車は全て興津で折り返しとなる。
↑興津12:37着の770Mは211系5000番台LL10編成。
折り返し12:42発の771M浜松行きとしてすぐに消えてしまった。
これは所定のダイヤと変わらず、日中は20分おきにこれを
繰り返す。所定と変わらないと言うのは使うホームも。
興津駅は海側に駅舎があり、この前に下り(静岡方面)本線の
1番のりば、その奥に島式の1面2線ホームがあり、上り(沼津方面)
本線の2番のりば、副本線の3番のりばとなる。
興津で折り返す列車は全て3番のりばに入線し、これも所定と
変わっていない。実質的に1・2番のりばは使われていない。
配線がどうなっているかわからないが、1・2番のりばも使える
のであれば、もう少し本数を増やす事も出来るだろう。
日中は20分/本であるが、朝や夜は必ずしもこうとは限らず
私が確認出来た範囲では10~40分/本とかなりのバラツキが
生じている。3番のりばのみしか使えないとなると10分/本は
厳しい。
↑ホームにある時刻表。「沼津・熱海方面」と書いた所が白い紙で
隠してある。列車運行がない証拠だ。
↑改札口付近にはJR東海の背広氏が立っており、「列車代行バスに
乗り換える人は自動改札機にきっぷを入れずに通るように」と
繰り返し大きな声で案内している。案内看板も出ている。
数日後に詳しく書くが、列車運行は実施していなくても列車代行バス
が列車とみなされるため、運賃は通算する事が出来る。
私は、興津~由比間は徒歩移動する事にしたので、TOICAを
タッチして興津までの運賃を支払う。
↑興津駅前は決して広くない。狭い駐車スペースに
「JR列車代行バス」と書いたバスが止まっていた。
車両は山梨県の山梨交通グループの山交タウンコーチの
貸切観光バスであった。代行バスを出している社は意外にも?
山梨県内から来ているのも少なくなく、静岡や富士からも
来ているがほとんどが観光バスを専門としている所。
JR東海の子会社、JR東海バスも数台来ていたが、
静鉄グループや富士急グループと言った興津や由比周辺で
路線事業を営む社のバスは1台も見かけなかった。
車両が用意出来ないのであろうか?
蒲原行きの列車代行バスを見ると、40~50人乗り観光バスの
座席の多くが埋まる。立席利用は出来ないので、満員になったら
次の便を待ってもらう形であるが、概ね1便あたり3~4台程度で
運行している。日曜日の昼間で利用も少なめで乗車を希望する
お客全員があっさりと列車代行バスに乗れた。
↑奥が興津駅の駅舎。駅前はご覧のとおり狭い。
制服を着た駅員(恐らく近隣駅から派遣された助役クラスの方)が
バスや一般自動車の誘導を行っていた。
決して多くの関係者が出ているわけではないが、必死になって
お客の案内から車両の誘導まで、列車代行バスを動かすのに
なんでもやっているのは印象的だった。
私は、興津から由比まで徒歩で向かう。1時間程度で由比に着ける
だろうと思ったが、”東海道の親不知”とも言われる難所は甘くなく
実際には3時間もかかった。
2回目に続く。