松本13:26発の長野行き普通の1233MはE127系の

A3編成によるワンマン運転。

松本周辺では立客が多かったが、明科を出るとすっかり落ち着いた。


JR篠ノ井線 冠着~姨捨


JR篠ノ井線 冠着~姨捨

↑冠着(かむりき)~姨捨(おばすて)

篠ノ井線のこの付近は最も景色の良い区間だ。

毎年のように行っていた姨捨は国鉄が制定した「日本三大車窓」の

ひとつにも数えられる駅として有名だ。

2012年までは毎年1回姨捨に足を運んでいたが、2013年は

これが途切れる事になった。

姨捨着は14:07で、すでに14:10発の松本行き1230Mが

待っていた。1233Mは姨捨発車が14:08なので、ホームに

降り立つことは出来ない。




↑左側に止まるのが松本行きの1230M。E127系でワンマン

なのは1233Mと同じ。

姨捨はスイッチバック方式の配線となっている。長野行きは姨捨

発車時に、松本方面行きは姨捨到着時にバック(後退)する事に

なっているが、ツーマンだと車掌が後方監視する事が出来た。

何かあれば車掌の指示で列車を止める事も出来たのであるが、

1233Mはワンマン。

運転士の位置は変わらずに、14:08に発車すると普通にバックが

始まった。恐らく運転士は窓から顔を出しているはずだが、

それだけでは不十分なのでバックモニターでも搭載して後方が

見えるようにしているのかもしれない。


JR篠ノ井線 姨捨駅 スイッチバック中

↑バック開始


JR篠ノ井線 姨捨駅 スイッチバック中


JR篠ノ井線 姨捨駅 スイッチバック中


JR篠ノ井線 姨捨駅 スイッチバック中

↑止まるべく位置が近づくと、ひし形の光っているものが見えた。

これが運転士から見た停止位置で、ここに車両先頭が来る。


JR篠ノ井線 姨捨駅 スイッチバック中 停止位置

↑一旦停止して、進行方向を変える。


JR篠ノ井線 姨捨駅 スイッチバック終了後発車

↑姨捨のホームに延びる線路を過ぎて、長野方面に向かう

本線に入って行く。

次の稲荷山までは8kmほど離れているので多少時間がかかる。

しかし、ちょうど中間程度の所で速度が落ちた。


JR篠ノ井線 姨捨~稲荷山 桑ノ原信号場

↑左側の線路が本線で、1233Mが入ったのはこの先行き止まり

となる線路。ここは姨捨~稲荷山間の中間付近にある桑ノ原信号場。

一旦止まった後、やはりスイッチバックして奥にある線路に進む。


JR篠ノ井線 姨捨~稲荷山 桑ノ原信号場


JR篠ノ井線 姨捨~稲荷山 桑ノ原信号場

↑信号場の有効長は長く12両程度はあるらしい。

右側の高架橋は長野自動車道で、右側にある線路が

篠ノ井線の本線。


JR篠ノ井線 姨捨~稲荷山 桑ノ原信号場

↑大阪行きの「しなの16号」が通り抜けて行った。

稲荷山をはさみ、篠ノ井からはワンマン扱いではなくなる。

多少の乗り降りがある程度。

篠ノ井から先は長野の都市圏でどの駅も利用が多い。

長野色のまま「しなの鉄道」と書いた115系ともすれ違った。

115系のN50番台編成で、正式にしなの鉄道に移籍したものの

オリジナル塗装はまだ先のようで、大きな検査とセットでやるので

あろう。







↑長野に着くと1233Mは折り返し、15:04発の松本行き

1232Mとなる。

元々は飯田まで運転していた「快速みすず」のスジであるが、

2013年3月のダイヤで飯田直通の列車がなくなり、全て松本で

乗り換える形となった。