中津川10:10発の829Mは長野の115系。

雪がちらつく中、名古屋からの快速2707M(313系8000番台)

からの乗り継ぎを待ち発車。ボックスに1~2人程度で、

「18きっぷ」を利用した長距離移動のお客も目立つ。

★JR東海管内を走る115系


JR中央西線 落合川~坂下

↑落合川~坂下

雪化粧に染まりしんしんと雪が降り続く。

複線の立派な線路で、トンネル1本を抜けただけで天候が

変わる状況だ。


JR中央西線 田立駅

↑長野県に入り、田立(ただち)。中央西線のローカル区間の

多くは長野県の木曽地域を占める。

上記写真の落合川~坂下間よりも雪の厚みが増す。

立派な複線が続くのであるが、115系の保温性は良くない。

外の冷たい風がスキマからわずかながらに入ってくるので、

暖房が強く効いているとは言え、寒い。

国鉄型車両の保温性の低さは元々?それとも老朽化?で

そうなったのは定かではない。

いろんな所で115・485系の車内に冷たい風が外から入ってくる

と言う事は聞く。


JR中央西線 南木曽駅

↑南木曽で3~4人が下車。

車掌は駅に着くたびにお客の所まで出向ききっぷ回収をするが

南木曽ではそれをやらない。駅員が居るからだ。


JR中央西線 十二兼~野尻

↑十二兼(じゅうにかね)~野尻

田立から十二兼にかけて上下線で線路の間隔が拡大。

少し離れた所にもう一方の線路があるため、実際には複線だが

目の前にもう一方の線路がないため、単線と間違えそうになる。

中央西線は複線と単線が複雑に入り混じる路線で、具体的に

どの駅間が複線で、どの駅間が単線なのか把握していない。

野尻では10人程度のまとまった乗車を見た。

雪がどんどん強くなっているようで、ハッキリと粒が見えきている。


JR中央西線 大桑駅

↑10:43に着いた大桑では反対列車と交換のため3分止まる。

この時間を利用してホームに降り立つと、行きが数cm程度

積もっていた。雪はサラサラであった。




↑人が歩いたあしあとがしっかりと残る。




↑カメラを向ける人が多い829Mの長野115系。




↑交換列車は1006M「しなの6号」。3分遅れで通過。

「しなの6号」が通過するとすぐに信号が変わり発車出来る

体制になったようで、車掌が「発車します」と言う。

乗り遅れる事なく、乗ったのは良かったものの前に進めない。

靴には大量の雪が付着していた。私が乗った所で動き出して

しまったので雪を外では落とせず、ドア付近で落としたものの、

靴底にある雪は氷ってすぐには取れず。

歩こうとするがすぐに滑る。上手くポールにつかまる形で自席まで

転ぶ事なくなんとかたどり着く。

靴底の氷った雪はかなりしぶとく、取れる状況になるまで大桑から

3駅を要した。乗る前に雪を外で払って乗ると言うのは雪国では

「常識」だと思うが、雪を知らない人は意外にその「常識」を知らない。

やはり乗る前に靴に付着した雪は取る方が良いと思った。

ようだ。


JR中央西線 上松駅

↑上松(あげまつ)。「しなの」の一部列車が止まる駅だが、

ホームの除雪されていない所は新雪であった。

木曽地域の中心都市は次の木曽福島で、この1駅は短いと

感じていたが、久しぶりに乗ってみると意外にも長かった。