こんばんは。
西気賀から乗った329レで三ケ日を過ぎて、
次の奥浜名湖は浜名湖の湖畔に近いと思ったが
思ったよりも遠い。遠いと言っても歩いて10~15分程度で
着ける距離と言った所であろうか?
奥浜名湖の次の尾奈で降りてみた。
↑尾奈は列車交換不可駅。登録有形文化財に登録されている
ものは特になく、降りたお客も私だけ。
↑駅舎。駅前は国道301号線が通りこれを道なりに
三ヶ日駅まで浜名湖を見ながら戻った。
浜名湖の湖畔沿いに観光ホテルや企業の保養所が目立ち、
近鉄グループのそれもあったりする。
↑浜名湖を眺めながら歩く道中は、さわやかな風を浴びるので
心地よい。
前述の通り、奥浜名湖駅もこの道中の近くにあるはずだが、
駅を示す看板等はなく気付いたら三ヶ日駅の近くまで
来ていた。奥浜名湖駅は山がちな所にあると思う。
↑三ヶ日駅近くにある橋を渡っていると天浜線の鉄橋が
近くにあった。少し時間があったのでここを通る列車を
写真に収める。カメラレンズ内部が汚れいて、掃除しても
取り除く出来ないので、写真上部の青空の所に「ン」の
模様があるのは腑に落ちる。カメラを取り換えるしかないようだ。
↑三ヶ日も登録有形文化財に登録された駅で、天浜線では
数少ない有人駅でもある。駅員が居る時間帯は7時~16時で
それ以外は無人となる。
天浜線は一気に掛川~新所原間で開通したのではなく、
少しずつ開通。順番としては、掛川~遠江森(現在の遠州森)、
新所原~三ヶ日、三ケ日~金指、遠江森~金指で、
全通は1940年である。天浜線で2番目に開通した区間として
新所原~三ヶ日間で、三ケ日駅舎はその当時から残っている。
今も昔も三ケ日は大きな駅であるが、それでも昔に比べては
規模が縮小されおり、昔は貨物駅でもあったと言う。
有形登録文化財に登録対象なのは、駅舎である。
↑天井(屋根)の建築方法は貴重なものらしいが、
どんな意味で貴重なのかよくわからなかった。
失礼ではあるが、どこにでもありそうな昔ながらの建物と
変わらないと思った。
↑ホームの屋根は立派とも言える建て方だ。
これこそ伝統を感じて、登録有形文化財になっても
然りべきものである。
三ヶ日駅は利用者が多く、天浜線の中では3番目にお客が多い。
16時を過ぎで列車は1時間に1本しかないのは昼間と変わらないが
それでも発車時刻が近づくと概ね20人近くが駅に集まる。
↑16:41発333レ新所原行きで最後に尋ねる駅
知波田(ちばた)に向かう。2114編成で先ほど天竜二俣駅の
転車台を回った編成だ。TH2100形の中では一番新しいが
ドア開閉時になるチャイム音が電子音に近いものであった。
夕方の列車と言う事もあってか、座れる座席はどこもなく立つ。
↑尾奈~知波田間が天浜線では一番長い駅間で4,8kmもある。
トンネルも存在しこのトンネルも天浜線内で一番長い。
知波田で降りたのは私を含めて3人だけ。
ほとんどが新所原まで乗るのだろう。
長く続いた浜松市は尾奈までで、知波田からは湖西(こさい)市
に入る。湖西市は愛知県と県境を接している町で天浜線の
終着駅新所原少し西に行けばもう愛知県だ。
東海道線も新所原駅の西方の場内までがJR東海静岡支社の
管内でここより先はJR東海東海鉄道事業本部、
すなわち愛知県のエリアとなる。
↑知波田は列車交換が可能な駅だが、登録有形文化財には
なっていない。知波田と言えば特徴的なものが
↑「駅グルメ」ではなく、「駅歯科」がある事だ。
私の記憶が間違えなければ20年以上前からあるはずだ。
ある意味子供が嫌いな駅なのかもしれない。
知波田も左右対称の相対式・千鳥式のホーム構造となっており、
これも蒸気機関車が走っていた当時の名残である。
↑駅舎兼歯科。知らない人だったらこれが駅には見えないだろう。
しっかりと「知波田駅前歯科」と掲げてはいる。
駅そのものは大変シンプルで、待合室がある程度。
冊子に知波田駅西側の鉄橋にハートの形をした島があると
書いてあった。これを探しに行った。
線路と並走する道路から鉄橋の存在は確認出来たが、
肝心なハート形の島は鉄橋に遮られて見えない。
すなわち、鉄橋からでないと見る事が出来ない。
ここから見るのを諦めて、遠回りしてハート形の島に
近づいてみると
↑よく形がわからない。
↑帰りに乗った146レ掛川行きの車内から見ると、
なんとなくだが、ハート形である事がわかった。
これは知らないと気づかないもので、ある意味知波田の
名物的な車窓であろう。
・・・天浜線の乗り歩きは意外に今回が初めてであったが、
隠れた名所や隠れたグルメがたくさんある。
1日では全て回れないほどで、何回訪れても楽しさは
変わらないであろう。鉄道施設に目を向ければ失われつつある
昔の鉄道がまだまだ現役で残っており、観光・グルメ・鉄道の
両面で楽しめるのである。
これこそが「日本の原風景」なのである。
西気賀から乗った329レで三ケ日を過ぎて、
次の奥浜名湖は浜名湖の湖畔に近いと思ったが
思ったよりも遠い。遠いと言っても歩いて10~15分程度で
着ける距離と言った所であろうか?
奥浜名湖の次の尾奈で降りてみた。
↑尾奈は列車交換不可駅。登録有形文化財に登録されている
ものは特になく、降りたお客も私だけ。
↑駅舎。駅前は国道301号線が通りこれを道なりに
三ヶ日駅まで浜名湖を見ながら戻った。
浜名湖の湖畔沿いに観光ホテルや企業の保養所が目立ち、
近鉄グループのそれもあったりする。
↑浜名湖を眺めながら歩く道中は、さわやかな風を浴びるので
心地よい。
前述の通り、奥浜名湖駅もこの道中の近くにあるはずだが、
駅を示す看板等はなく気付いたら三ヶ日駅の近くまで
来ていた。奥浜名湖駅は山がちな所にあると思う。
↑三ヶ日駅近くにある橋を渡っていると天浜線の鉄橋が
近くにあった。少し時間があったのでここを通る列車を
写真に収める。カメラレンズ内部が汚れいて、掃除しても
取り除く出来ないので、写真上部の青空の所に「ン」の
模様があるのは腑に落ちる。カメラを取り換えるしかないようだ。
↑三ヶ日も登録有形文化財に登録された駅で、天浜線では
数少ない有人駅でもある。駅員が居る時間帯は7時~16時で
それ以外は無人となる。
天浜線は一気に掛川~新所原間で開通したのではなく、
少しずつ開通。順番としては、掛川~遠江森(現在の遠州森)、
新所原~三ヶ日、三ケ日~金指、遠江森~金指で、
全通は1940年である。天浜線で2番目に開通した区間として
新所原~三ヶ日間で、三ケ日駅舎はその当時から残っている。
今も昔も三ケ日は大きな駅であるが、それでも昔に比べては
規模が縮小されおり、昔は貨物駅でもあったと言う。
有形登録文化財に登録対象なのは、駅舎である。
↑天井(屋根)の建築方法は貴重なものらしいが、
どんな意味で貴重なのかよくわからなかった。
失礼ではあるが、どこにでもありそうな昔ながらの建物と
変わらないと思った。
↑ホームの屋根は立派とも言える建て方だ。
これこそ伝統を感じて、登録有形文化財になっても
然りべきものである。
三ヶ日駅は利用者が多く、天浜線の中では3番目にお客が多い。
16時を過ぎで列車は1時間に1本しかないのは昼間と変わらないが
それでも発車時刻が近づくと概ね20人近くが駅に集まる。
↑16:41発333レ新所原行きで最後に尋ねる駅
知波田(ちばた)に向かう。2114編成で先ほど天竜二俣駅の
転車台を回った編成だ。TH2100形の中では一番新しいが
ドア開閉時になるチャイム音が電子音に近いものであった。
夕方の列車と言う事もあってか、座れる座席はどこもなく立つ。
↑尾奈~知波田間が天浜線では一番長い駅間で4,8kmもある。
トンネルも存在しこのトンネルも天浜線内で一番長い。
知波田で降りたのは私を含めて3人だけ。
ほとんどが新所原まで乗るのだろう。
長く続いた浜松市は尾奈までで、知波田からは湖西(こさい)市
に入る。湖西市は愛知県と県境を接している町で天浜線の
終着駅新所原少し西に行けばもう愛知県だ。
東海道線も新所原駅の西方の場内までがJR東海静岡支社の
管内でここより先はJR東海東海鉄道事業本部、
すなわち愛知県のエリアとなる。
↑知波田は列車交換が可能な駅だが、登録有形文化財には
なっていない。知波田と言えば特徴的なものが
↑「駅グルメ」ではなく、「駅歯科」がある事だ。
私の記憶が間違えなければ20年以上前からあるはずだ。
ある意味子供が嫌いな駅なのかもしれない。
知波田も左右対称の相対式・千鳥式のホーム構造となっており、
これも蒸気機関車が走っていた当時の名残である。
↑駅舎兼歯科。知らない人だったらこれが駅には見えないだろう。
しっかりと「知波田駅前歯科」と掲げてはいる。
駅そのものは大変シンプルで、待合室がある程度。
冊子に知波田駅西側の鉄橋にハートの形をした島があると
書いてあった。これを探しに行った。
線路と並走する道路から鉄橋の存在は確認出来たが、
肝心なハート形の島は鉄橋に遮られて見えない。
すなわち、鉄橋からでないと見る事が出来ない。
ここから見るのを諦めて、遠回りしてハート形の島に
近づいてみると
↑よく形がわからない。
↑帰りに乗った146レ掛川行きの車内から見ると、
なんとなくだが、ハート形である事がわかった。
これは知らないと気づかないもので、ある意味知波田の
名物的な車窓であろう。
・・・天浜線の乗り歩きは意外に今回が初めてであったが、
隠れた名所や隠れたグルメがたくさんある。
1日では全て回れないほどで、何回訪れても楽しさは
変わらないであろう。鉄道施設に目を向ければ失われつつある
昔の鉄道がまだまだ現役で残っており、観光・グルメ・鉄道の
両面で楽しめるのである。
これこそが「日本の原風景」なのである。