こんばんは。


気賀から隣の西気賀まで1駅2,9kmを歩いた。


2,9kmなので30分弱で着くだろうと思っていたが


これが甘かった。



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↑気賀駅の駅舎周辺に立ち寄った後、線路を渡る。



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↑元々気賀駅構内は広く、今は不要となった施設が


多いため、ホームが切れた少し西側(新所原方)は歩道として


整備されていた。コンクリートが真新しかったので最近そうなった


のであろう。


「気賀関所」の横を通り抜けると田んぼが一面に広がる。


天浜線の線路が田んぼのど真ん中にあるが列車は来ない。


日中は全線1時間に1本しかない。


夕方になれば掛川~天竜二俣間では本数が増えるが


天竜二俣~新所原間は遅い時間まで1時間に1本の割合だ。


何面あるだろうか?田んぼを通り抜けるのに20分近くは


かかったと思う。やがて川が見えてきて渡らないといけないが


近くに橋がない。土手沿いを歩いて橋が見えてきたのでこれを


渡り道なりに歩く。橋の辺りは天浜線の線路から遠くなる。


コンビニ店のサークルKが見えてくると、「西気賀駅が近いかな?」


と思ったが、駅どころか線路も見えない。


サークルKの所に交差点があり大きな道路同士が交差する。


後でわかった事だが交差する道路は国道362号線で、


三ヶ日(みっかび)方面にやはり道なりに進む。


だが、歩いている時は進んでいる道が国道362号とはわからず


道が間違えていないのか不安な面もあったが、遠州鉄道バスの


三ヶ日行きが通り過ぎる所を見ると、この道で正しいと確信。


結果的には最初に見かけたバス停から3つ先が西気賀駅


周辺であった。



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↑道なりに歩くと見えてきたのは浜名湖。湖岸に沿いながら進む。


やがて「西気賀」と書いた地名が見えてきて線路も見えてきた。


駅はもうすぐだ。駅を示す目立つような標識はなく、国道362号線


から1本曲がった道を入ると14:10頃に西気賀駅に着いた。


329レの発車時刻が14:22なのでギリギリ間に合った。


思ったよりも長くて時間がかかった。



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↑西洋風な雰囲気のする駅。「駅グルメ」が西気賀駅にもあり


洋食料理店が同居する。


西気賀も登録有形文化財に登録された駅で、1938年に建設


された駅舎とホームの待合室がその対象だ。



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↑登録有形文化財に登録された証。



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↑列車交換が可能なホーム。有効長の長いホームだが


これは国鉄時代の遺産であろう。長くても2両が良い所で


ホームの端はほとんど使われていないのが現状だろう。


14:22発の329レに乗る。そこそこお客が乗っていたが


着席する事が出来た。ちょうど西気賀付近から浜名湖が


車窓に出てきて、尾奈(おな)を過ぎるあたりまで続く。


三ヶ日の名物「三ヶ日みかん」の畑も浜名湖とセットで


車窓として見る事が出来る。


寸座(すんざ)を過ぎて、浜名湖佐久米(はまなこさくめ)は


東名高速道路の高架橋と浜名湖が目の前にある。


晩秋から冬にかけてはユリカモメが飛来し、エサ付けの際の


群舞は、天浜線を代表する風景になりつつある。


冊子によれば、東名が出来る前は浜名湖の眺望が楽しめたと言う。


東都筑(ひがしつづき)、都築と進んで、三ケ日で136レ掛川行きと


列車交換のためしばらく止まる。


浜名湖の湖畔がやや遠い奥浜名湖を過ぎて少し走ると


尾奈に着く。尾奈からは歩いて三ケ日に戻り浜名湖を見た。