こんばんは。


天竜二俣駅で転車台見学を終えた後は駅と同居する


ラーメン店で昼食をいただいた。


昼間は1時間に1本の割合で運転しており、正午頃に昼食を


終えてラーメン店を出たものの待ち時間が40分以上もあった。


天竜二俣からはさらに西に向かう事にし、12:46発の327レ


新所原行きに乗った。



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↑発車の7~8分前にすでに入線。発車を待つ2105編成。



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↑天浜線では珍しく2両の列車が天竜二俣に着いた。


12:46発の128レ掛川行きで、12:38に着き後ろ側の1両を


切り離す。掛川行きは前の1両となるが、2両合わせてもお客は


20人やっといるか程度。


1時間前に三方原の山で故障し動けなくなった編成が


後ろの車両?と思ったが詳細はわからない。


元々128レは天竜二俣で切り離す事になっている列車なのか


どうかなのかもわからない。



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↑車内の運賃表には整理券番号が振られており駅名が


書かれているものではない。一番上には次駅名が表示されるが


始発駅発車前は停車する全ての駅名が繰り返し出ていた。


掛川発天竜二俣行き227レが着き327レと接続を取る。


数人が乗り換えて、12:46に発車。


先程降りた二俣本町で2人のお客を迎える。


上野部付近で天竜川を見る事が出来たが、この時点は渡って


いない。二俣本町を出てすぐに天竜川に架かる鉄橋があり


ここでやっと天竜川を渡る。


二俣本町~西鹿島間に架かる天竜川の鉄橋も登録有形文化財に


登録されており、天浜線では最も長い403,4mの長さがある。


鉄橋の建設方法について、私は詳しくないので意味がさっぱり


わからないが、冊子によれば、北側に3連のトラス橋等を架けている


との事。天浜線に並行するように橋が架かっているがこれは


国道362号線の鹿島橋だ。


列車交換不可の西鹿島からは7~8人がまとまって乗る。


恐らくほとんどが遠州鉄道、いわゆる「赤電」からの乗り換え客


であろう。


赤電の駅は車庫や整備工場を備えているが、天浜線は


変哲もない”棒線駅”なのでこの差が見苦しい。


西鹿島を出た時点で座席はほとんど埋まり、大きな買い物袋を


持ったお客や家族連れも見られる。


次の岩水寺(がんすいじ)との間で新東名高速道路の高架橋を


再びアンダーパスする。


岩水寺も登録有形文化財登録駅だ。


冊子によれば、1940年に建設された待合所とプラットホームが


文化財登録されており、長い古いホームの一部を使用している事


から、駅の東西に廃線となった分岐線があったらしい。


この事は具体的にどんなものか?よくわからない。


岩水寺と言えば、赤電にも同様の名前があるがそちらは


正式には「遠州岩水寺」と称する。


あたかも近くにあるような印象が感じられるが、


実際に歩いてみるとかなり遠かった。道もわかりづらく迷子に


なりかけた次第。駅名にある「岩水寺」は天浜線の駅から


歩いて約10分の場所にある安産子育ての寺の事だ。


赤電の駅からはかなり遠くなるのでここへ行くなら天浜線が便利だ。


折り返し列車がそれなりにある次の宮口からもさらにお客が乗る。


思ったよりも盛況だ。宮口から先は峠道となる。


先程車両故障で止まった三方原の山とはこの区間を示すだろう。


次のフルーツパークまでの駅間距離は3,9kmで天浜線に


しては長い。ちなみに最も長いのは尾奈~知波田間の4,8kmだ。


宮口を出てしばらくすると明らかに登っている事が車窓からも


わかった。トンネルを抜けると木々が周囲を覆い外部から


人間の営みを一切寄せ付けない”秘境的”な雰囲気だ。