こんばんは。


牧之原SAを発車したのは24:10で、運転士はお客が


全員居る事を確認すると運転席と客室を仕切る部分に


あるカーテンを閉めた。これで運転席からの光が入らない


ようにしてお客の睡眠を妨げないようにするためだ。


発車後車内放送が入り消灯する旨が案内されると消灯。


足元にある尾灯が点いているものの真っ暗に等しく


トイレに行くために歩行するのは難しい状況。


「こんなに夜行高速バスは真っ暗にしてしまうものか?」


と思ったが、しっかり睡眠できるための適切な明るさと


トイレ等で車内を歩行するのに適切な明るさにするのは


難しい所があるだろう。


尾灯の位置は足元にあったが以前乗った事のある


ジェイアールバス関東の夜行バスは壁にもそれが


あると思った。車種は三菱ふそうのエアロキングであったが


車種やバス会社の設定するオプションによって変わってくる


のであろう。真っ暗になるとあっさり眠れてしまうものだ。


刈谷PAに入り止まった所で目が覚める。


大型トラックが何台も止まっていたがすぐに寝てしまい


運転士が外に降りた事に気づくと場所は刈谷ではなく


甲南PA。時計を見ると2:52。定刻通りの運転だ。


恐らく仮眠室が別にありそこで運転士は仮眠するのだろう。


ギアが入った音が聞こえて再び目覚めると時刻は4:48。


バスが動き出し新名神の本線に入って行く。


車線変更や新名神と名神のJCTを通った事に気づけない


ほどの静けさだ。感覚的には甲南PAから15分と感じたが


車内放送が入ると京都深草に着く旨が案内された。


時計を見ると5:20少し前。定刻通りだ。


放送は自動のものを使っており運転士が自ら話す事はない。


あくまでも放送は必要最低限である。


路線バスなので降車ボタンがあり、「押されない場合通過」と


案内されると実際に押される事はなく、バス停内に入らず


名神本線をスルーした。京都深草での降車客はゼロだ。


車内は暗いまま京都南ICで一旦名神を降りて一般道に。


京都駅の新阪急ホテル前で4人が降りてゆく。


京都駅の段階でも照明は点かず暗いまま。


外は明るくなってきており朝が来たことを実感するものの


寝ているお客は多い。


再び京都南ICから名神に入り、高槻で1人いた以外は


吹田ICを降りるまでお客の動きはない。


千里中央で3人降りる事を確認すると多くのお客が


目覚めていた。次の千里ニュータウンはすぐで思ったよりも


早かったが降りるお客はいない。


新大阪の新幹線駅が見えてくると地下鉄の駅近くに


バス停がありここでも何人かが降りた。


終点の阪急梅田バスターミナルまでは約10人近くが


乗り定刻通り6:50に着いた。


清水から9時間、静岡から8時間の長旅ではあるが、


まるまる睡眠時間にあてれば早朝から大阪で行動できる


のでとても価値のある移動手段である。


車内が快適で広々とした座席だったためぐっすり眠れた。


帰りの新幹線の方が不快な乗り心地に感じた次第である。



鉄道・ニュース等を詳しく探るブログ Monolog24-しずてつジャストライン「京都大阪ライナー」


↑お客の降車が済むと「回送」の幕に変わりバスターミナルを


あとにする。恐らく大阪側の運行会社である阪急バスの


車庫に向かいこの日の大阪発の「京都大阪ライナー」として


備えるのであろう。


全く同じ車両同じ便が昼間にもほしいと思ったが、これは


別の回のブログに譲るとして、とても快適だったというのが


感想である。


課題としては、今よりもどれだけお客が増やせるのか?


と言う点であろう。



鉄道・ニュース等を詳しく探るブログ Monolog24-新潟交通 夜行バス 阪急梅田BTにて


↑新潟交通の夜行高速バス「おけさ」号。


新潟駅を22:05発(始発は万代シティバスセンター22:00発)


阪急梅田バスターミナル7:23着で定刻より30分程度


早く着いたようだ。夜行高速バスでは定刻よりも早く目的地に


着く事も珍しくない。



鉄道・ニュース等を詳しく探るブログ Monolog24-阪急高速バス 阪急梅田BTにて


↑阪急高速バスの高松行き。7:10発で3時間半で結ぶ。



鉄道・ニュース等を詳しく探るブログ Monolog24-一畑バス高速バス 阪急梅田BTにて


↑一畑バスの出雲市行き。7:20発で5時間半で結ぶ。


阪急梅田バスターミナルは西日本各地を結ぶ高速バスが


頻繁に発着しており、鉄道では不便な所とをダイレクトに


結ぶのは壮大で魅力に感じた。