こんばんは。


屋代で169系S51編成湘南色とS53編成の競演を見た後


13:33発の3648M小諸行きに乗った。


列車番号からしてJR東日本の115系3両を連結している事が


わかる。



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↑行先幕は赤い字で「しなの鉄道線 小諸」と目立っている。


誤乗防止のためにそうしているだけでこの幕はとにかく目立つ。


JR東日本115系N31編成でもちろんツーマン運転。


ボックス座席は2人が埋まる程度で座ろうと思えば乗っている


お客全員が座る事が可能なレベルだ。


ボックス席だと向い合せになって見ず知らずの人同士が4人


座りたくないという気持ちはよくわかるが、乗車効率としては


よろしくない。効率的にお客を座らせたいのであれば


ロングシートの方が有利である。


JR長野地区に211系をロングシートのまま入れたのは


その目的もあるだろうが、実際の所は車齢を考えると


長期使用する事を前提にしていないので改造をするとしても


必要最低限にと言う事が本音ではなかろうか?


しなの鉄道は長野以北で運転開始しても引き続き


115系を使用し続けると思うが、経営計画を見ると


2016年前後に10両の新車を入れるとしている。


具体的にどこからどういう形で入れるとまでは言及していない。


私が思うには、JR東日本と足並みをそろえる意味で


211系をしなの鉄道にも入れれば良い。


屋代から1駅で戸倉に着く。今年春のダイヤ改正以前は


戸倉を境にワンマン運転に化ける列車も多かったが、


今年春以降そのような列車は少なくなったと思う。


とは言え、しなの鉄道にとって重要な運転拠点である事は


紛れもない事実である。



鉄道・ニュース等を詳しく探るブログ Monolog24-しなの鉄道 戸倉駅



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↑長く伸びる素晴らしい線路。国鉄時代から使用されている


駅名表も存在する。



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↑ホームには誰もお客はいない。右側の留置線には


しなの鉄道の115系が止まっている。



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↑戸倉の留置線には多くの115系が止まっていた。


主力車両が真昼間から”昼寝”しているとは。


しなの鉄道115系3両は戸倉に4編成、軽井沢に3編成


留置されており、合計で11編成存在するのでこの時点では


4編成しか営業に就いていない。見かける列車の多くは


115系2両N50番台編成ばかりでこちらは塗装がJRの


長野色のままなので、しなの鉄道色の車両の方が極端に


少なかった。ある意味JR線にいるかのような錯覚も感じる。


いかにN50番台編成が”即戦力”である事がわかる。


これを使った営業列車を見ても多くもなく少なくもない


ちょうど良い程度のお客が乗っていたので昼間は


2両でも十分な輸送力である。



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↑改札は「列車別改札」になっていた。


しなの鉄道は公にはそうはしていないが、改札を通ろうと


したら扉が閉まっていたので駅員に申し出て開けてもらった。


私が駅舎内に入ると再び扉は閉められこの間ホームは


無人となる。やってくる列車自体もう20分程度ない。


改札外の待合室の奥には「スナック」と言いたくなるような


飲食店があり地元客でにぎわっていた。


14:00頃になって14:13発の2752M軽井沢行きの改札を


始めると案内放送が入り閉まっていた改札の扉が開く。



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↑2752MもN50番台編成である。戸倉から乗ったお客は


少なく座席のほとんどが空いている。



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↑しなの鉄道に移籍したからと言って車内が大きく変化


している事はなかった。JR時代のままであるが変化と言えば


ワンマン対応するため自動放送が入っているくらいだ。



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↑JRの路線図はそのまま残るがそれ以外の


宣伝チラシは全て撤去されている。


しなの鉄道所属の115系3両はドア上に地元企業や


しなの鉄道からの宣伝を流すテレビ画面があるが


N50番台編成には未設置。今後塗装変更等の時に


取り付けるのであろう。


14:10着の戸倉止まり1650Mから多くのお客が


2752Mに乗り換えてきた。


高校生もそれなりに含んでいたが、乗り換えたお客の約半分は


先程屋代でS51編成を撮影していたファン。


この人たちが多く車内は混雑しているし、この人たちが乗る時に


”ドッと”やってきた。これで2752Mの乗車率を上げている事に


なるが当然お金を払って乗っているのでしなの鉄道にとって


経営的にはプラスだ。


私もこの人たちも急行「さかき」をお目当てにしているのは


言うまでもなく次の坂城で半分近くのお客がやはり”ドッと”


降りたのであった。