こんばんは。


政府は先日、今年夏の参議院議員選挙(以下、「参院選」と略)


からインターネットを使った選挙活動を全面解禁する


公職選挙法(以下、「公選法」と略)を改正した。


現在は公示日から投票日前日までにおいて


(以下、この事を「選挙活動期間中」とする)


政治家(立候補者)政党自身の選挙活動報告や自身の


考え方・主張を
ブログ・Facebook・Twitter・Youtebe等の


ネットメディアで明らかにするのは禁止となっており、


この期間中にした場合は公選法違反(選挙活動違反)で


処罰の対象となる。


今年夏の参院選からはこの期間中もネットメディアで


考え方や主張を明らかにしても良いとなった。


やっと今になって認められた感じで、選挙活動期間中に


政治家自身の考えを明らかにする機会が選挙カーや


街頭演説や新聞広報に限られていたのは明らかに


”時代錯誤”であった。


これだけネットが普及しているし、ネット内だけでの発言


ここから発覚したスキャンダルが政治家としての出処進退に


関わってくるご時世なんだから、ネットを使って選挙活動期間中も


自身の考えを明らかに出来ないのは、我々有権者にとって


投票を有無を決定する材料が少なすぎた。


政治家自身が街頭演説や新聞広報でも書かないような


素”の部分がネットにおける選挙活動からも十分見えてくるから


考え・主張・政策に加えて人間的な側面からも投票するための


材料ネタになるのではないか?


ネットを使わない人にとっては何も関係ない話だが、


ネットを頻繁に使う若者の投票率向上、政治をもっと知ってもらう


ためには選挙活動期間中のブログ等の使用は絶対的に


必要な事である。


政治家自身も有権者との「距離」は今まで以上に近くなるから


一方的に考え・主張を展開して終わりではなくて、


ネットユーザーである有権者の意見をイデオロギーの種類


問わずに聞いて、対等に議論する必要がある。


多忙だから難しいのはわかるが、ネットを使っても一方通行”


であれば、ネットを使わない選挙活動と同じである。


ネットは直接的に有権者の意見がストレートにきけるわけ


だから、しっかりと聞いて自身の政治活動に反映


させないといけない。