こんばんは。


京阪の初代(旧)3000系特急車は3月10日(日)をもち


定期運転を終了した。3月23、24、30、31日


中之島→出町柳間で行われる臨時特別運転(各日1本だけの運転)


をもち完全に引退する事になっている。


今後の処遇は明らかになっていないが、他社への譲渡や


保存は考えにくく廃車解体される可能性が高いと見る。


京阪初代(旧)3000系特急車は1編成しかないのに乗る機会が


意外に多く、ここ1~2年に関しては意図的に乗ったものと


そうではないたまたま乗った特急がそれである事が多く、


8000系や
今の3000系(コンフォートサルーン)特急の方が


少ないくらいであった。


車両自体は大井川鐵道や富山地方鉄道で活躍を続けるが


京阪でしかも「京阪特急」として乗るのはこれが最後である。


京阪初代(旧)3000系の”優雅さ”を「もう1度楽しむ」ため


3月2日()と定期運転最終日の3月10日(日)の2回に


分けて乗る事にした。



イキルワケ


↑JR奈良線東福寺駅は京阪との乗り換え駅である


この日はしずてつジャストラインの夜行高速バス


「京都大阪ライナー」で大阪入りして淀屋橋から京阪としていたが


不手際により乗る事が出来なくなり急きょ初発の新幹線で


京都まで来るハメになった。


京都から1駅で東福寺に着く。JRは快速を含めて全ての列車が


止まるが京阪は普通と萱島~出町柳間各駅停車の準急しか


止まらない駅だ。東福寺に特急が止まらない理由はお客の数も


あると思うが、最大の理由はホームの有効長であろう。


東福寺駅のホームは7両までしか入らない。


京阪特急は8両であるが、ドアカットすれば止まれそうには


思う。しかしその機能が京阪にあるかどうか?は不明だが


ホームの前後は踏切で安全上良くないため通過としている


のであろう。



イキルワケ-JR西日本 東福寺駅 京阪線連絡改札


↑JR奈良線の奈良方面行きホームの京都側に


京阪出町柳方面行きホームとの連絡改札があった。


以前来た時はこれはなかったが改良工事を行い


2年くらい前からこれが出来たと記憶している。


JR西日本の車掌はていねいな事に、「三条・出町柳方面は


後ろ寄りの連絡改札を、丹波橋・淀屋橋方面は前よりの出口から


乗り換えを・・・
」と案内していたが、関西で他社線の駅名を案内


しているのは初めて聞いた。


京阪とJR西日本は共通のフリーきっぷを発売したり、


ICOCAを用いた両社線間の連絡定期券を発売したり


東福寺駅を用いた京都観光の推進をしているがそれが


あるからこそ出来る事であろう。


の相手が阪急とJR西日本ならない話だ。



イキルワケ


↑「日本全国ICOCAで行こか


交通系ICカード全国相互利用開始を宣伝するポスターだが


とても愛嬌のあるイラストとなっている「カモノハシのイコちゃん」。


私が住んでいる静岡県内ではTOICAヒヨコがピンポイントで


書いてあるだけでこの宣伝ポスターほどインパクトは薄い。


この前の土曜日3月23日からこの利用が始まっており、


JR東日本のSuicaや関東私鉄のPASMOが京阪等の


関西私鉄でも使えるようになっている。


この日はICOCAスルッとKANSAIもっていなかったので


とりあえず丹波橋まで紙のきっぷ(200円)を買って京阪ホームに


入場。8:17頃の淀行き普通で丹波橋に向かう。



イキルワケ


↑2400系の2465に乗車。普通にしてはかなり立客が


多かったがほとんどは深草で降りた。龍谷大学の学生や


その関係者が多かったらしい。


淀行き普通は丹波橋で特急に抜かれる事もなくそのまま


終点淀まで逃げ切るダイヤですぐに発車して行った。