こんばんは。


先日南海トラフ沖の超巨大地震が起きた際の被害額の


試算が明らかになり、最悪の場合日本の国家予算の倍以上に


あたる約220兆円になるとなった。


あくまでも試算なので実際にどうなるか?は当然不明だ。


この中には原発関連の被害やこの地震に刺激された活断層が


起こす別の地震による被害は試算に反映されていない。


これを含めればもっと大きな金額になるだろう。


被害を受けるのは北海道と東北6県を除く全ての都府県で


北は新潟・群馬・栃木・茨城から南は沖縄までとなる。


都府県別に金額ベースで被害が大きいのは愛知県の約30兆円、


大阪府の約24兆円、静岡県の約19兆円、三重県の約16兆円


となっている。


避難する人は約950万人、死亡者数は約30万人、


沿岸部に襲ってくる津波の高さは最大で30~40mと


なっている。


インフラは電気や電話は概ね1週間である程度復旧するが


高速道路や鉄道は復旧に1ヵ月程度となっている。


・・・東日本大震災が起きてから南海トラフ沖の超巨大地震


すなわち、東海(静岡県沖が震源)、東南海(三重県沖が震源)、


南海(和歌山県~高知県沖が震源)の3つの巨大地震が


同時多発的に起こるものがクローズアップされ、各種被害想定や


津波避難ビル設置や各種対策が行われるようになった。


津波避難ビルは聞き慣れないかもしれないが、これは海が近く


高台がない地域に津波発生時に避難してもらうための専用ビルで


その高さは10m程度、数百人程度が逃げられる構造となっている


場合が多い。


「津波避難経路」等の看板設置も東日本大震災以降に目立つ


ようになり社会や行政がやる目に見える対策としては少しずつで


あるが「減災」対策が進んでいる。


では、これを個人のレベルではどこまで減災が進んでいるか?


気持ちの問題もあるが、地震発生時の避難品の用意、


避難経路の把握、被災後の仕事を含めた今後の生活等


細かな点まで考えているのであろうか?


私個人としてはその辺は何もやっていない。


何かやらないといけないとは理屈では分かっているが、


いざやるとなったら避難品は「防災セット」+数日分の


食料と水(水は口にする以外にも使えるので非常に重要と


試算額を報じる新聞記事に書いてあった)を用意して


避難場所と経路を確認する程度しかできない。


他に何をやれば良いか?わからない。


ネットで検索すれば出てくるとは思うが、以前も申しあげたとおり


いざ大きな地震が起きた時に上手く行くか?は別問題だ。


避難場所と経路が特にそれで、地震が起これば普段通れる


道が何らかの障害(建物・道路倒壊等)で通れなくなっている


可能性が高い。地震発生時にそれがどうなっているか?


想像した上で経路を組めと平常時の今言われても予想が


つかない。予想以上に悪いと考えるべきだ。


通常道ではない所、例えば他人宅や田んぼ等を通り抜ける


事もありうるので、要は地震発生時に通れそうな所を通る


しかないのであると私は思う。


また避難の基本は徒歩である。体が悪いなら車で移動せざるを


得ない事もありそうだが、必ずしも車を使ったからと言って早く


避難できるものではない。東日本大震災で車で避難し道が渋滞。


何も動かない状態で津波に襲われ何人死んだことか?


それなら徒歩の方が有利で津波に襲われる地域ほど


そうするべきだと思っている。


むしろ徒歩の方がスムーズに避難可能と私は思っている。


健康な体であれば徒歩でするべきだろう。


私のように満足に地震に対しての準備している人は少ないと


思う。完璧に地震に対する準備をしている人は少数だと思う。


口で言うだけになってしまっているが、避難セット+食料と水+


避難場所の確認(市町村で避難場所と指定してても必ずしも


安全と言うわけではないので、自分の考えからして少し離れて


いても安全と思われる場所に避難するべきと私は思っている



は行う必要がある


これ以上の事は何を個人レベルで地震対策すればいいか?


わからない。