こんばんは。
「在来線気動車の新製について」 (JR東海公式HP)
↑JR東海は先日高山線・太多線・紀勢線・参宮線で
走っている国鉄型のキハ47系(キハ48形も含む)を
置き換える目的で新型車両のキハ25系を「25」の数字を
ひっくり返した52両を2014~2015年度に投入すると
明らかにした。
↑キハ25系は顔・形や車内の設備が電車の313系と同じで、
313系をそのまま気動車にしてしまった感じだ。
313系とキハ25系が横に並んだ時どちらがどれなのか?
わかりにくい。編成記号(既存のキハ25系はP編成)や車番
程度で見極めるしかない。マニアックな見極め方としては
ヘッドライトが2ヶ所しかないと言う事にも着目できる。
今回新車投入するキハ25系の特徴は・・・
○台車等を常時監視できる「振動検知装置」を
在来線車両では初搭載
○JR東海が開発しすでにキハ85系では使用している
「鹿衝撃緩和装置」を標準搭載
○車内照明はLEDに
している。
「振動検知装置」は東海道新幹線の新型車両N700Aにも
搭載している新しいもので、これをベースにしたものを気動車にも
合致するように改良を加えた上で搭載するのであろう。
ちょうどN700Aも新車投入が続いているのでこれと部品を
共通化すれば車両製造費自体の削減にもつながるので
キハ25系にも搭載の運びとなったのであろう。
これがあと1年キハ25系の新車投入が早ければ
この装置は未登載になっていたはずだ。
・・・高山線・紀勢線では線路上にいる野生の鹿と
列車が衝突する事故が多発しており”悩みの種”と
なっている。線路上に鹿等の動物を入れなければ
この種の事故はなくなるが入らないようにする対策は難しい。
そこで線路上に入った鹿と列車が衝突するのはやむ得ない事で
衝突した時に鹿・列車の双方に出来る限りダメージを受けにくく
するためにスポンジで出来た「鹿衝撃緩和装置」を特急車両の
キハ85系先頭車両の連結機部分に設置している。
見栄えは良くないが設置以降鹿と衝突する事はあっても
大きな事故に至る事は少ないと言う。
これをローカル列車のキハ25系にも標準装備するのは
当然の事であろう。
将来的には電化区間である身延線や飯田線でも鹿等の
動物と衝突する事故が頻繁に起こっている事から
電車に対してもその装置を搭載するかもしれない。
↑キハ25系が新車投入する事によりJR東海からは
国鉄型の気動車は消滅する事になる。
高山線・太多線・紀勢線・参宮線では多数のキハ47系が
現役で走っており、珍しい事にデッキがあったりもする。
大きく改造はしていないためほぼ原形をとどめている。
高山線の一部キハ47系には「東海色」とは違う赤ベースの
独特なものとなっている。引退となればこの塗装も見られなく
なるし思ったよりも短命であった。「末期色」とは思わないが。
キハ25系は313系同様に塗装の要らないステンレスなので
この種のものが出てくることは、まずありえない。
現在の所は、高山線美濃太田以北のほぼ全ての普通列車
(一部の白川口発着は除く)で見る事が出来るが、
それ以外の路線・区間ではキハ11系も走っているので
全てが全てキハ47系ではない。
私の経験論で申し上げると、高山線美濃太田以南と太多線は
半分程度、紀勢線は亀山~多気間と参宮線は少ない、
紀勢線多気~新宮間は7~8割程度の列車がキハ47系だ。
なお三重県にある名松線ではキハ47系は走っていない。
だから今の所は容易に乗れるが2014年度(約1年後)以降は
乗る事が難しくなるだろう。
・・・今回キハ25系を新車投入する路線は全て赤字だ。
赤字の額もかなり大きく、営業係数(運賃100円を稼ぐのに
どれだけの経費が掛かっているか?100を超えると赤字を
意味する)で見れば300~500の中に入る路線ばかりで
これらはJRワーストレベルだ。これだけの赤字路線に
新車投入する事はまずありえない話だが、
JR東海の場合代替できる別の気動車がないため
そうせざるを得ないのであろう。
もちろん、東海道新幹線で稼ぎ出したいわゆる「新幹線マネー」
からある程度の費用を捻出している点も否定できない。
ある意味では環境的に恵まれているのである。
快速「みえ」でキハ75系を使っているがこちらにキハ25系を
入れて捻出したキハ75系を高山線や紀勢線に回すという
図式ではなくなった。キハ75系に関しては「みえ」で
継続使用すると私は見る。
また、武豊線は2015年前後に電化する見込みだがその際には
今使っているキハ25系は不要になるので、高山線や紀勢線に
移籍する形になるのであろう。
「在来線気動車の新製について」 (JR東海公式HP)
↑JR東海は先日高山線・太多線・紀勢線・参宮線で
走っている国鉄型のキハ47系(キハ48形も含む)を
置き換える目的で新型車両のキハ25系を「25」の数字を
ひっくり返した52両を2014~2015年度に投入すると
明らかにした。
↑キハ25系は顔・形や車内の設備が電車の313系と同じで、
313系をそのまま気動車にしてしまった感じだ。
313系とキハ25系が横に並んだ時どちらがどれなのか?
わかりにくい。編成記号(既存のキハ25系はP編成)や車番
程度で見極めるしかない。マニアックな見極め方としては
ヘッドライトが2ヶ所しかないと言う事にも着目できる。
今回新車投入するキハ25系の特徴は・・・
○台車等を常時監視できる「振動検知装置」を
在来線車両では初搭載
○JR東海が開発しすでにキハ85系では使用している
「鹿衝撃緩和装置」を標準搭載
○車内照明はLEDに
している。
「振動検知装置」は東海道新幹線の新型車両N700Aにも
搭載している新しいもので、これをベースにしたものを気動車にも
合致するように改良を加えた上で搭載するのであろう。
ちょうどN700Aも新車投入が続いているのでこれと部品を
共通化すれば車両製造費自体の削減にもつながるので
キハ25系にも搭載の運びとなったのであろう。
これがあと1年キハ25系の新車投入が早ければ
この装置は未登載になっていたはずだ。
・・・高山線・紀勢線では線路上にいる野生の鹿と
列車が衝突する事故が多発しており”悩みの種”と
なっている。線路上に鹿等の動物を入れなければ
この種の事故はなくなるが入らないようにする対策は難しい。
そこで線路上に入った鹿と列車が衝突するのはやむ得ない事で
衝突した時に鹿・列車の双方に出来る限りダメージを受けにくく
するためにスポンジで出来た「鹿衝撃緩和装置」を特急車両の
キハ85系先頭車両の連結機部分に設置している。
見栄えは良くないが設置以降鹿と衝突する事はあっても
大きな事故に至る事は少ないと言う。
これをローカル列車のキハ25系にも標準装備するのは
当然の事であろう。
将来的には電化区間である身延線や飯田線でも鹿等の
動物と衝突する事故が頻繁に起こっている事から
電車に対してもその装置を搭載するかもしれない。
↑キハ25系が新車投入する事によりJR東海からは
国鉄型の気動車は消滅する事になる。
高山線・太多線・紀勢線・参宮線では多数のキハ47系が
現役で走っており、珍しい事にデッキがあったりもする。
大きく改造はしていないためほぼ原形をとどめている。
高山線の一部キハ47系には「東海色」とは違う赤ベースの
独特なものとなっている。引退となればこの塗装も見られなく
なるし思ったよりも短命であった。「末期色」とは思わないが。
キハ25系は313系同様に塗装の要らないステンレスなので
この種のものが出てくることは、まずありえない。
現在の所は、高山線美濃太田以北のほぼ全ての普通列車
(一部の白川口発着は除く)で見る事が出来るが、
それ以外の路線・区間ではキハ11系も走っているので
全てが全てキハ47系ではない。
私の経験論で申し上げると、高山線美濃太田以南と太多線は
半分程度、紀勢線は亀山~多気間と参宮線は少ない、
紀勢線多気~新宮間は7~8割程度の列車がキハ47系だ。
なお三重県にある名松線ではキハ47系は走っていない。
だから今の所は容易に乗れるが2014年度(約1年後)以降は
乗る事が難しくなるだろう。
・・・今回キハ25系を新車投入する路線は全て赤字だ。
赤字の額もかなり大きく、営業係数(運賃100円を稼ぐのに
どれだけの経費が掛かっているか?100を超えると赤字を
意味する)で見れば300~500の中に入る路線ばかりで
これらはJRワーストレベルだ。これだけの赤字路線に
新車投入する事はまずありえない話だが、
JR東海の場合代替できる別の気動車がないため
そうせざるを得ないのであろう。
もちろん、東海道新幹線で稼ぎ出したいわゆる「新幹線マネー」
からある程度の費用を捻出している点も否定できない。
ある意味では環境的に恵まれているのである。
快速「みえ」でキハ75系を使っているがこちらにキハ25系を
入れて捻出したキハ75系を高山線や紀勢線に回すという
図式ではなくなった。キハ75系に関しては「みえ」で
継続使用すると私は見る。
また、武豊線は2015年前後に電化する見込みだがその際には
今使っているキハ25系は不要になるので、高山線や紀勢線に
移籍する形になるのであろう。