瞳孔の奥 細胞から零れる

赤と紫の混じり合った体液は

ひたひたと身体中を巡り染め始めて

皮膚に残る微かな体温だけが

凍えるように 冷たく犯していく


この煌びやかな記憶だけで 快楽を喜べるなら

これが”シアワセ”に繋がるんだね

決して 愉しいだけで キミと居られないことぐらい

知っては居たけれど・・・


信じきっていた空間 信じられなかった共有

ボクハ ザンコクナ コトバデ キズツケテ プライドヲ タモッタ

キミモ ザンコクナ タイドデ アザワラッテ プライドヲ マモッタ


手を繋いだこと 指を絡めたこと ちっぽけな指輪を嵌めたこと

はにかんだ笑顔は 嘘のように壊していく


誰かの為に 唄うことも出来ない

誰かの為に 言葉を残すことも出来ない

誰かの為に 物を作ることも出来ない


ボクが生きている”存在”を 自ら全て否定するしかない


キミに・・・アナタに・・・

ボクは何かを残すことが出来るかな


もし ボクがソコから消えたら

キミの瞳孔の奥と 心臓の片隅で

生き続けてくれますか・・・


誰かの為に 唄うことも出来ない

誰かの為に 言葉を残すことも出来ない

誰かの為に 物を作ることも出来ない

ただ・・・キミの身体の中に居たいだけなのです


キミに・・・アナタに・・・

ボクは何かを残すことが出来るかな