KindlyHeartでは、現場での体験を重視しておりますので、一般のカウンセラーさんとは異なると思いますが、カウンセラーの役割として以下のことが挙げられると思っています。
１．出来事に出逢うために行動しやすくするための準備方法をアドバイスすること
自分を変えてくれる大きなキッカケとなる出来事に出逢うためにはまず行動することが必要となります。しかし、不安や恐怖などが強いと行動することができませんので、事前準備として不安や恐怖を軽減したり解消したりする方法をアドバイスします。
２．正しい方向へナビゲートすること
今の状態を改善しようと頑張り過ぎるあまり、間違った方向での努力をしてしまうことがありますので、その際に正しい方向を案内して無駄な努力による悪化を防ぎます。
３．主観的になりがちな振り返りなどを客観視して見方を教えること
行動した後の振り返りをしても、できなかったことや悪い点ばかりを挙げてばかりでは効果がないどころか、下手すれば悪化さえしてしまいます。ですので、代わりにできた点や良い点について教えたり、どういう見方をすればできた点や良い点を見つけられるようになるかについてもアドバイスします。
４．状態を見ながら、今やるべきことの量やタイミングを調節すること
今の状態を１日でも早く改善したいという気持ちで焦って無理してしまう人は多いです。しかし、無理をして頑張ることによって失敗する可能性が高まりますので、その失敗ばかり見て悪化していくことになってしまいます。焦る気持ちを抑えて少しずつ取り組んだ方が良い場合の方が多いですので、取り組む量を減らすようにアドバイスしたりします。タイミングについては、アドバイスをしない方が良いタイミングもありますので、その場合は気付いていてもアドバイスしないようにしたりもしています。
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