肝臓の働きを活発にし「お酒を翌日に残さないオトコ」をサポートする、『アラニン』の働きとは?
飲み会シーズンに注目されるウコン関連商品



「食欲の秋」が終わると、年末年始にかけて懇親会や忘年会・新年会など会食がさらに増えるシーズンを迎えるが、ここ数年肝臓の健康を助ける商品としてウコン由来の成分を配合したウコンドリンクやウコン茶などが人気だ。お酒を飲んだ次の日に、身体の疲れを残さないことを目的として愛用している人も多い。


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そもそも、酒飲みの間でウコン関連商品が人気の理由は、ウコンに由来する『クルクミン』が、肝機能強化に有効だと言われているからだ。沖縄では、アルコール度数の強い泡盛が多く消費されるにもかかわらず、長寿県であることは、ウコンを健康食品として摂る頻度が高いからだとも考えられている。



そんな中、『クルクミン』とは異なる二日酔い対策の健康成分として注目を集めているのは、貝類に多く含まれる『アラニン』だ。『アラニン』は、しじみなどに含まれているアミノ酸の一種で、肝機能強化に有効だと言われている。



この『アラニン』の役割について、医学博士の中原英臣氏は「アラニンは、最もエネルギー源として利用されやすいアミノ酸の一つで、アルコールを分解する器官である肝臓の栄養分だ」と説明する。



中原博士によると、肝臓はグリコーゲンという成分をエネルギーとしてアルコール代謝(分解)をしているが、お酒を多く飲みアルコールの量が増えると、肝臓はグリコーゲンを上手に使えなくなり、アルコールをうまく分解できなくなるという。その場合には、『アラニン』がグリコーゲンに代わって肝臓のエネルギーとなり、肝臓の働きを活発にして、うまくアルコールを分解できるようにするのだ。『アラニン』を摂ることで、お酒を飲んだ翌朝も目覚めをすっきりさせる効果があると言われるのは、このような働きによるという。



また一方で、『アラニン』にはダイエット効果があると言われており、数あるアミノ酸の中でも、燃焼系アミノ酸の1つに挙げられているという。燃焼系アミノ酸は体内で脂肪を分解するリパーゼという酵素を活性化する働きがあると言われており、このリパーゼが活性化していると、脂肪が燃えやすい身体になるのだそうだ。つまり、『アラニン』をきちんと摂っていれば、脂肪が燃えやすい身体になって、ダイエット効果が表れやすい身体にもなるということもできるだろう。



最近では、コカ・コーラ製品の「リアルウコン」は、『クルクミン』に加え、この『アラニン』も配合していることで注目されている。それは、お酒を飲む前もしくは飲んだ後に『クルクミン』や『アラニン』など適量の健康成分を、手軽に摂取できるようになったからだと言えよう。ウコンドリンクに代表される健康飲料水など状況に合わせて賢く飲用する習慣を身につけることで、肝臓の働きを活発にし、翌朝にお酒を残さない身体にする。それだけでなく、継続的に飲むことによって燃焼系アミノ酸の『アラニン』が「脂肪が燃えやすい身体」を作ってくれる。いわゆる「飲み会シーズン」はもちろんのこと、日常的に飲用することによって、疲れにくく脂肪が燃える健康的な身体作りがしやすくなると言えよう。



薬局、コンビニ、キオスク、そして自動販売機など、様々シーンで二日酔い対策の健康ドリンクが購入できる時代になった。お酒とうまく付き合うのも大人のマナー。自分に合ったウコン製品を見極めたい。





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 ツイッターに「#ponponpain」というハッシュタグがある。これはお腹(=ponpon)が痛い(=pain)という意味で、「腹痛に苦しむ仲間を見つけることで、少しでも痛みを和らげよう」という目的のためにつくられたとか。ハッシュタグを検索すると実に多くの検索結果が見つかることから、世の中には急な腹痛に悩まされている人が多いことがわかる。



 こうした急な腹痛の原因は、「食べ過ぎ」や「ストレス」。会議前や電車内で急な腹痛が起こりやすいのは、「今、お腹が痛くなってはいけない」という緊張感が、かえってストレスになるという悪循環を呼んでいるのだ。では、こうした腹痛を和らげるためには、いったいどうすればいいのだろうか。



 東京の虎ノ門・日比谷クリニックの大和宣介院長(内科・泌尿器科)は、「腹痛には糖分が効果的。実は、漢方薬でも腹痛に効くのは甘いものが多い」と語る。



「いわゆる『お腹が痛い』という状態を医学的に説明すると、消化管が蠕動(ぜんどう)しすぎているということ。つまり、胃腸の動きが活発でありすぎる。痛みを和らげるためには、この活動を抑える必要がある。実際、腹痛を抑える市販の薬のほとんどは、消化管の動きを一時的に止めるというもの。糖分には消化管の動きを整える効果があります。そのため、適度に摂取すれば痛みが和らぐのです」



 しかし、甘いものであれば何でもいいというわけではない。固形物はもちろん、コーラなどの刺激物も控えた方がいい。



 そこで大和院長がオススメするのが、「ぬるま湯に砂糖を溶かして飲むこと」。体温程度のお湯なら、胃腸に刺激を与えず、迅速に糖分を吸収することができる。お湯が用意できない状況なら、飴を舐めるだけでも効果がある。もちろん、シュガーレスはNGなので気をつけよう。



 さらに、食事前に糖分を摂取しておけば、「食欲が減退して、ダイエットにもつながる」と大和院長。食べすぎも未然に防ぐことができる一石二鳥の解決策なのだ。



(取材・文/小山田裕哉)



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「サーチュイン遺伝子」という聞き慣れない言葉が、いまアンチエイジング界で大きな注目を集めている。火付け役となったのは、今年6月12日に放送された『NHKスペシャル あなたの寿命は延ばせる ~発見! 長寿遺伝子~』。



 この番組では、アメリカの最新研究で、人間を含む多くの生物の体内に、長寿を司る「サーチュイン遺伝子」が発見されたことを報告。この“長寿遺伝子”は、普段は“スイッチオフ”の状態になっているが、ある働きかけにより“スイッチオン”の状態にすると、実に100種類にも及ぶ体内の老化を抑えるという。



 アンチエイジング医学の最先端、ハーバード大学医学部でこの遺伝子を研究する根来秀行客員教授が解説する。



「老化は体全体のDNAが傷つくことによって進行しますが、サーチュイン遺伝子はこれを防ぐ役割を果たします。具体的には、細胞内でエネルギーをつくっているミトコンドリアを増やしたり、細胞の自然死である“アポトーシス”を抑制したりするのです」



 では、サーチュイン遺伝子のスイッチをオンにするにはどうしたらいいのか? 体にはどんな効果が表れるのか。



 そもそも、サーチュイン遺伝子が初めて見つかったのは2000年。米マサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ博士らが、酵母菌から発見した。その後、線虫やハエにもサーチュイン遺伝子が確認され、いまでは人間を含む多くの生物に存在することがわかっている。



 この遺伝子のスイッチをオンにする代表的な方法は、なんと「カロリー制限」だという。軽い飢餓状態を作り出し、細胞にちょっとしたストレスを与える。すると、それまで眠っていたサーチュイン遺伝子が“目覚め”、老化に対抗する働きをするのだ。



「アカゲザルに、普段よりカロリーを30%カットしたエサを20年以上与え続けた実験で、カロリー制限をされたサルは他のサルより平均で数年長生きし、毛並みや肌つやもより若々しくなりました」(根来さん)



 カロリー制限がなぜサーチュイン遺伝子を目覚めさせるか、理由は明らかになってないが、研究では、他の生物や動物でも、サーチュイン遺伝子を活性化させると1.4~2倍ほど寿命が延びることが確認された。人間の寿命を延ばすという研究結果はまだないが、もし他の動物と同じような効果が得られれば、平均寿命130才の時代がやってくるかもしれない。



 順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授の白澤卓二さんは、こう話す。



「サーチュイン遺伝子は脂肪生成を抑えて脂質の代謝を促すので、肥満防止にもつながります」



 カロリー制限に加え、脂肪の代謝も促されるようになり、相乗効果のダイエットが期待できる。では、そのカロリー制限はどれぐらい続ければ、よいのだろうか。



「動物実験ではカロリー制限を30~60日続けるとサーチュイン遺伝子が目覚めることがわかっています。サーチュイン遺伝子がオンになった後も、カロリー制限を続けることが重要。やめてしまうと、再びオフになってしまいます」(白澤さん)



 とはいえ、「ずっとカロリー30%制限を続けるのはしんどい」という人も多いだろうが、カロリー制限以外でサーチュイン遺伝子を手軽にオンにする方法に、レスベラトロールという植物成分を摂取する方法もある。



※女性セブン2011年11月10日号



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