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 「社食本」と呼ばれる、社員食堂のレシピを紹介した書籍が相次いで出版され、人気を博している。



 ブームの発端は、昨年大和書房より刊行された「体脂肪計タニタの社員食堂500kcalのまんぷく定食」だ。9月29日付のオリコン「本 ランキング」で累計176万4000部を突破し、ダイエット部門での歴代首位だけでなく、総合部門で歴代3位も獲得するほどの売れ行きだ。体脂肪計シェアナンバーワンを誇るタニタは、社員の健康管理のため、社員食堂のメニューを500キロカロリー前後に設定している。そんな社員食堂のカロリーを押さえる調理法が紹介されているとあって、健康志向の読者からの支持を得た。価格は1200円。




 野菜好きなら、「ヨーガンレールの社員食堂 野菜でつくる一皿料理」がおすすめ。ヨーガンレールは東京に本社がある服飾メーカーで、社員食堂では有機野菜を中心にしたこだわりの日替わりメニューが登場する。そんな社員食堂の216日間の献立とレシピが、オールカラーで紹介されている。価格は1680円。




 社食からはややそれるが、プロ野球チーム専属の管理栄養士が監修したレシピ本「北海道日本ハムファイターズの寮ごはん」もある。人気選手たちにアンケートを取り、寮や遠征先で出される人気メニューを調査し、1冊の本に仕上げた。体が資本の野球選手は、日々どんな食事をしているのか。そんな素朴な疑問の答えが見つかりそうだ。価格は980円。




 「早稲田大学競走部のおいしい寮めし」も興味深い。第87回箱根駅伝総合優勝を勝ち取った勝負めしをはじめとして、快進撃を続ける早稲田大学競走部の「勝てるごはん」が紹介されている。10月1日の発売前からメディアなどで取り上げられ、話題となっている。運動選手から受験生まで、しっかり食べて勝利したいという人におすすめの1冊。価格は1260円。



 福利厚生のため社員食堂に力を入れる企業が増え、最近では完成度の高いメニューが提供されている。栄養バランスに優れた健康メニューを自宅で作りたいなら、お気に入りの企業の「社食本」や「寮ごはん本」を探してみるといいだろう。





(サイトウ イサム 、 加藤 秀行)



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