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16歳伊藤、遼に圧勝!単独首位/国内男子
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石川先輩に続く!16歳の高校1年生、伊藤が通算9アンダーの単独首位に躍り出た(撮影・高橋茂夫)(写真:サンケイスポーツ)



 ANAオープン第2日(16日、北海道・札幌GC輪厚、7063ヤード、パー72)石川先輩に続け! アマチュア出場の伊藤誠道(16)=東京・杉並学院高1年=が6バーディー、ボギーなしの66とスコアを伸ばし、通算9アンダーの単独首位に躍り出た。国内男子ツアーでアマ選手の単独首位は、07年の「マンシングウェアKSBカップ」を制した石川遼(杉並学院高1年=当時)以来の快挙だ。



 16歳の高校1年生、伊藤が予想もしなかった単独首位に立った。



 「ただ、びっくりしています。一打一打に集中していただけですから」



 謙虚に、無心にプレーを続けた。ひときわ小柄な1メートル66。ドライバー平均飛距離280ヤードも、飛ばし屋揃いのツアープロに混じっては「並み」でしかない。



 それでいながら、6バーディー、ボギーなし。66とスコアを伸ばして通算9アンダー。不覚の予選落ちを喫した高校の先輩、石川遼を横目に、リーダーズボードの最上段に名前を掲げた。



 「先輩に追いつこうと思って頑張っているので、本当にうれしいです」



 午前7時に第1組で10番スタート。12番で8メートルのバーディーチャンスを決めると、13番も連続バーディー。前半(イン)を33で折り返し、後半も安定したプレーを重ねた。



 最後に迎えた9番(パー5)は2オンを狙う選手が多い中、「力まず、はじめから刻むつもりでした」とプランを立てた。フェアウエーに置いた残り113ヤードの第3打をピン奥1メートルにピタリ。狙い通りのバーディーで締めくくった。



 この大会は中学2年時に初出場し、同じ9番で2オンを狙い、左の林に打ち込んだ。結局、トリプルボギーをたたいて無念の予選落ち。その教訓を生かした。



 アマチュアゴルフ界では“スーパージュニア”だ。2歳でクラブを握り、これまでに「日本ジュニア」「関東アマ」「全日本パブリックアマ選手権」など多くのタイトルを獲得している。



 小さな悩みがあった。ことしの正月に元日から食べ続け、気がつけば体重は70キロ超! 「ひざが痛くなるし、坂道を上がるのも大変でした」。



 高校進学前、学生服の採寸で「ウエスト90センチ」だった。そのメタボ体格を改善するため、自宅でダイエット運動を重ね、走り込みも行って68キロに絞った?



 その効果もあって、この日はフェアウエーキープ率85・71%(ランク2位)で、パーオン率83・33%(ランク11位)。



 「優勝? 全く考えていません。身の丈に合ったゴルフを続けたいです」。プレーぶりと同様、地に足がついた言葉を繰り返した。残り36ホール。快挙の予感を漂わせている。



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