★「銀座こじま屋」東京・銀座
十代目・坂東三津五郎が御用達の馬肉料理専門店だ。東京メトロ銀座駅B7出口から徒歩1分のソニー通りに立地し、俳優、歌手、スポーツ選手、作家などあらゆる著名人もよく利用する。店内は木と土のぬくもりを感じさせる、落ち着いた大人の雰囲気だ。
三津五郎はプライベートで、林家正蔵など落語家、文化人ら5人で「美味しい物を食べる会」を結成しているだけあり、かなりの食通。以前、熊本で初めて馬焼き(馬の焼き肉)を食べ、あまりの美味しさに感動し、東京でも食べられる店を探していて、7年ほど前に、この店を知人に紹介してもらったようだ。
「大御所なのに、普通のお客さんと同じようにカウンター席でも食事をされます」と話す、同店の三國秀明さん。多いときは月1回ペースで来店し、友人や歌舞伎役者たちを連れてくることもあるそうだ。
この店では、毎日熊本から空輸している馬肉を使用。定番の「馬刺し」(2100円)のほか、「ホルモンコンソメ煮込み」(1050円)、「スモークタン」(1050円)など、さまざまな馬肉料理が堪能できる。イチオシは、なんと言っても「馬焼き」(1580円~)。生でも食べられる鮮度の良い馬肉を、自分で焼いて食すスタイルだ。珍しいヒモ肉(あばらの部位)やカルビ、タン、ホルモン、根(大動脈)など、あらゆる馬の部位が楽しめるのもうれしい。
三津五郎のお気に入りは「特選ヒモ肉」(1890円)。片面は焦げ目が付くまで焼き、もう片面はさっと焼いて食べる。ジューシーで脂に甘みがあり、ウマイ! 臭みがなく、柔らかくて、牛肉に似た美味しさだ。自家製の塩ダレが、素材のうまみを引き立てている。野菜には肉汁が染み込んでいて、これまたウマイ。馬肉は、低カロリー、低脂肪、低コレステロール、高たんぱく質、高ミネラルでヘルシー。脂は牛肉よりもサラサラしているので、胃もたれしにくく、ダイエット中の人にもおススメの食材なのだ。
それにしてもこの店、銀座にあり、著名人も来店するので、敷居が高いように思いがちだが、意外とリーズナブル。コースは5000円~。アルコールは、生ビール680円、サワー550円、焼酎600円~と、庶民でも楽しめる価格だ。“ウマ”イ銀座ごはんを食べたい時は、おススメだ。
■東京都中央区銀座5の4の15 「銀座エフローレビル5」2F。(電)03・3569・2911。(営)17・30~24、日休
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