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 省エネトレンドが後押しをしている自転車ブーム。健康面ではどんな効果が期待されるのか? 多くのエグゼクティブのメディカルトレーナーも務める医学博士の湯本優さんに聞いた。



「軽いギアをチョイスして、脚を速く、長く(30分以上はぜひ!)回転させ続ければ、腿の裏からお尻にかけての筋肉が引き締まり脚がすらっとしてきます。また、前傾姿勢をとることで脚だけでなく全身の運動にもなります。特に背筋、そしてお腹まわりを鍛えられるんです。さらに、30分から1時間の自転車運動を週1回以上(できたら2回!)続けることで酸素運搬効率がよくなり、全身の血行がよくなることも期待できます」



 選ぶときには、乗り方とライフスタイルで選ぶのがいい。ロードレーサーは「スピード至上主義」と思われがちだが、あくまで「遠くまで快適に」移動するための自転車だ。初心者は細いタイヤとドロップハンドルに不安を感じるかもしれないが、乗り始めるとすぐに慣れる。



 それと逆のタイプのマウンテンバイクは、太いタイヤとゴツいサスペンションが特徴。どちらも野山の凸凹道を走破するための装備だが、一般路を走るには重たい。両者のいいトコ取りをしたのがクロスバイクで、街乗りにも最適で初心者向きといえる。ただ、いったん「走る快感」に目覚めるとモノ足りなくなり、結局ロードレーサーに替える人も少なくない。



 タイヤが小さく小回りがきくミニベロは街乗りに適し、かわいいデザインも多いが、当然ながらロングライドやヒルクライムには向かない。



 なお、自転車に乗ると「お尻が痛い!」問題があるが、初心者がお尻が痛くなる理由はほとんどの場合、間違った乗車姿勢が原因。特にサドルが低すぎ! お尻が痛いからとサドルを下げるのは大間違いで、ペダルを下ろしたとき膝がほんの少し曲がるくらいにサドルの高さを調整することが必要だ。やはり専門店でライディングフォームを教えてもらうのがいちばん。 



【『UOMO』2011年8月号(6月24日発売)『今こそ自分好みのロードバイクを見つけよう』より】



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