秋になるとサンマや秋鮭などの旬が訪れ、焼き魚を作る機会も多くなるのではないでしょうか。昔は七輪を使い、屋外で焼いて作った時代もありますが、現代はガスレンジに付いている魚焼き器を使えば簡単に調理ができる便利な時代です。しかし、魚には脂分があり、この脂が調理器具の中に入り込んでしまい、後始末が大変だと苦労されている人も多いのではないでしょうか。特に、旬を迎えるサンマは脂がたっぷりと含まれており、これを遠火で焼いたとしても滴り落ち脂で調理器具がべとべとの状態になります。こんな時には、最初に水を調理器具内に入れておくことで掃除も楽にできます。

 

 

 

川魚は身から海の魚は皮から?

 

 

魚を調理する時、焼き魚にする場合には網の上に置けば良いと考えている人も多いのではないでしょうか。一言で、焼き魚と言っても鮎やニジマスなどの川魚もあれば、アジやサバ、サンマなどの海の魚もあり、これらを同じように焼いてしまってはせっかくの身がボロボロになったり、焦げてしまうなど大失敗に繋がります。川魚は身から焼く、海の魚は皮から焼くなどと言われているのですが、開きと切り身ではそれぞれ焼き始める側が異なります。これは開きの場合は身に部分が表側、切り身は皮側が表になり盛り付けを行うためで、開きは身から、切り身は皮から焼くようにしましょう。